...唐箕(たうみ)のぐる/\廻つてゐる家...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...農家の広場に唐箕(とうみ)が忙(せ)わしく回った...
田山花袋 「田舎教師」
...農家の庭に忙しかった唐箕(とうみ)の音の絶えるころには...
田山花袋 「田舎教師」
...カラ/\と唐箕車(とうみぐるま)を廻す響(おと)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...唐箕(とうみ)が穀粒を選(え)り分くるように...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...はッと吐く息は唐箕(とうみ)の風のようであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...がた/\がた/\と唐箕で籾を立てゝ居るのや...
長塚節 「月見の夕」
...それでも俺(お)ら唐箕(たうみ)は強(つよ)く立(た)てた積(つもり)なんだがなよ...
長塚節 「土」
...唐箕(たうみ)へ掛(か)けたり俵(たはら)に作(つく)つたりする間(あひだ)に二升(しよう)や三升(じよう)の大豆(だいづ)は竊(ひそか)に隱(かく)して置(お)いてお品(しな)の家(うち)へ持(も)つて行(い)つた...
長塚節 「土」
...俺(お)ら麥打(むぎぶち)ん時(とき)唐箕(たうみ)立(た)てゝちや半夏桃(はんげもゝ)貰(もら)つたの...
長塚節 「土」
...何囘も唐箕や萬石を通して...
柳田國男 「食料名彙」
...二番籾を唐箕にかけて...
柳田國男 「食料名彙」
...唐箕の二番口へ出て來るのが多くはそれで...
柳田國男 「食料名彙」
...何回も唐箕(とうみ)や万石(まんごく)を通して...
柳田國男 「食料名彙」
...二番籾を唐箕(とうみ)にかけて...
柳田國男 「食料名彙」
...唐箕の二番口へ出て来るのが多くはそれで...
柳田國男 「食料名彙」
...とにかくに摺臼(すりうす)や唐箕(とうみ)が採用せられて...
柳田国男 「木綿以前の事」
...唐箕(とうみ)を使っている...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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