...哈爾賓(ハルビン)で国柱会の同志に無理に公開演説に引出された...
石原莞爾 「戦争史大観」
...その結果、昭和四年七月、板垣大佐を総裁官とし、関東軍独立守備隊、駐箚(ちゅうさつ)師団の参謀らを以て、哈爾賓、斉々哈爾(チチハル)、海拉爾(ハイラル)、満州里(マンチュウリ)方面に参謀演習旅行を行なった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...公爵が哈爾賓(ハルビン)に於いて韓國人に暗殺されたと云ふことが載つてゐる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...駐日露国大使マレウイチの来任を哈爾賓(ハルビン)に迎えて各々意見を交換した...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...長春より一路哈爾賓(ハルビン)をさして急ぎつつあった...
谷譲次 「踊る地平線」
...この哈爾賓(ハルビン)を中心に...
谷譲次 「踊る地平線」
...私は哈爾賓の持つ蕪雑(ぶざつ)な詩趣を愛する...
谷譲次 「踊る地平線」
...哈爾賓(ハルピン)産の肥えた馬の手綱(たづな)を取って控えていた...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...哈爾賓(ハルピン)だのつて物騷(ぶつさう)な所(ところ)ですね...
夏目漱石 「門」
...これも哈爾賓の雪と同じでその突飛な表現に生命が宿つてゐるともいへる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...街は暗く哈爾賓のキタヤスカヤの通りそつくりの...
室生犀星 「巷の子」
...哈爾賓(ハルピン)に引返して...
夢野久作 「冥土行進曲」
...午後の二時に哈爾賓(ハルピン)へ着いた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...深夜の午前二時五十分の汽車で哈爾賓に向ふ予定であつたから...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...公所の屋上から哈爾賓を展望したが...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...数日後に哈爾賓の年中行事の一つである此処のオオケストラが毎夜開かれるので...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...それだけ多くなつかしい哈爾賓に親しむことの出来るのを喜んだ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...哈爾賓採木公司の深澤暹氏などと乗合せた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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