...小えんの愚(ぐ)を哂(わら)わずにはいられないだろう...
芥川龍之介 「一夕話」
...鼻で哂(わら)ひながら...
芥川龍之介 「芋粥」
...よく哂(わら)ってはいたものなのです...
芥川龍之介 「開化の良人」
...「衆人皆酔我独醒」を哂ひて佯狂の酒徒となれるが如き...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...いくらでも哂うが好(い)い...
芥川龍之介 「袈裟と盛遠」
...ブウシエを哂(わら)つて俗漢と做(な)す...
芥川龍之介 「骨董羹」
...哂(わら)うべき...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...中童子や下法師が哂(わら)う原因は...
芥川龍之介 「鼻」
...哂うのにどことなく容子(ようす)がちがう...
芥川龍之介 「鼻」
...盗人の頭は之を何故哂ふと訊ねた...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...哂(わら)うべき対象として...
芥川龍之介 「毛利先生」
...勿論哂(わら)うべき迷信として...
芥川龍之介 「妖婆」
...「それ神は完(まった)き人を棄て給わず……(汝もし神に帰らば)遂(つい)に哂笑(わらい)をもて汝の口を充(み)たし歓喜(よろこび)を汝の唇に置き給わん」というておる...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...命を賭(と)しても此帷幕の隙見(すきみ)をす可く努力せずに居られぬ人を哂(わら)うは吾儕(われら)が鈍(どん)な高慢(こうまん)であろうが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...哂(わら)おうとしてやって来た※魚の精は失望して帰って行った...
中島敦 「悟浄出世」
...夫子之を哂(わら)う...
和辻哲郎 「孔子」
...夫子何ぞ由を哂える...
和辻哲郎 「孔子」
...そうして問答のあとで孔子がただ曾皙だけに子路を哂(わら)った理由を打ち明けることになっている...
和辻哲郎 「孔子」
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