例文・使い方一覧でみる「品がある」の意味
スポンサーリンク...逃避を動機とする奇妙な作品がある... 
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...探偵小説愛好家がウッカリ見逃がしている作品がある...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...このやうな無邪気なつくろはぬ気品があるものだ...
太宰治 「津軽」
...かなりな作品があるのに観覧者の印象が空虚だとすれば罪は展覧会という無理な制度にあるのだろう...
寺田寅彦 「帝展を見ざるの記」
...それから美濃紙の買入についても本郷神田辺の紙屋を一軒一軒自分で聞いて歩いて品があると云えばその店へ坐り込んでその紙の質を一枚一枚吟味して見たりなどするものだから...
中里介山 「生前身後の事」
...あの女の子より先にお預かり申した品があるから...
中里介山 「大菩薩峠」
...貴殿に見せたい品がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...かえって一種の真迫性（しんぱくせい）を出した作品がある...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ミルトン・ギャラリーなどにその作品がある...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...中国の説では芝には五色の品があるということだ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...ロシアの作曲家チャイコフスキーを題材とした「悲愴交響曲（パセティックシムフォニー）」という作品がある...
宮本百合子 「明日の知性」
...生涯には外見上目立たなくても本質的にそういう作品があるものだと思われます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そこにはたくさんの美しい作品がある...
三好十郎 「絵画について」
...――貴品がある...
横光利一 「火の点いた煙草」
...およそどんな貴重品があるかをよく知っている...
吉川英治 「江戸三国志」
...子に優しく世に強い母です」「気品がある...
吉川英治 「三国志」
...お通には、気品があるが、冷たい美だ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...国広（くにひろ）、康継（やすつぐ）、虎徹（こてつ）、水心子（すいしんし）、それから近頃の直胤――なんどにも劣らぬ作だ』『いやいや、そんな新刀鍛冶の作振（さくぶり）とは、懸け離れて、室町、鎌倉期あたりの古人の名作へさえ迫るほどな所がある』『何しても、格が高い、気品がある...
吉川英治 「山浦清麿」
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