...フランボーはそこに自分の哲学から割出して必要と考えた品々を蓄えていた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...甘(うま)そうな品々がならべてあった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...こういう飾りいっさいの品々を所持しているものがあるのを幸い...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...奉納の品々はそれ/″\三方に載せて吊臺(つりだい)に納め...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...すると平常欲しがつてゐた品々が...
萩原朔太郎 「酒に就いて」
...万古に品々(しんしん)も五月蠅(うるさ)い」「だッて人間は品格が第一ですワ」「ヘンそんなにお人柄(しとがら)なら...
二葉亭四迷 「浮雲」
...「しばらく拙者は人足でござる、さればこの品々、身どもが妻女のもとまで届けておいて下さらぬか」「はあ?」「よいよい、これで身軽になりました、どうじゃ?」そう問いかけられたものは、骨と皮の老体に目をつぶった...
本庄陸男 「石狩川」
...彼が投げ出す品々は悉く私達のゐる崖下に転落してゐた...
牧野信一 「ゾイラス」
...一名甲州バイなど皆日本で出来た品々である...
牧野富太郎 「植物記」
...山荘のほうへも弔問の品々を多く薫は贈った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...近在の人たちの買う品々が...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...集めて見ると特に北半の品々が際立って立派である...
柳宗悦 「蓑のこと」
...普段使いの品々をこそ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...ただしその多くは私の心を惹いた品々とは性質が大変違っていた...
柳宗悦 「四十年の回想」
...いささかばかり新占領地の国産の品々を携(たずさ)えて参りました...
吉川英治 「新書太閤記」
...その品々を今朝、蘭丸に持たせて、これへ差向けられたものであろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...東京(とうけい)へ送り出す父の誕生祝いの品々は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お祝いの品々が参っています...
吉川英治 「松のや露八」
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