例文・使い方一覧でみる「品」の意味

...手品（てじな）のやうに出て来はしないか... 手品のやうに出て来はしないかの読み方
芥川龍之介「動物園」

...文芸上の作品は――殊に散文は存外この点では痛切ではない... 文芸上の作品は――殊に散文は存外この点では痛切ではないの読み方
芥川龍之介「文芸的な、余りに文芸的な」

...銀座の美宝堂の美術品陳列所から歩きだしたときと... 銀座の美宝堂の美術品陳列所から歩きだしたときとの読み方
江戸川乱歩「黄金豹」

...フランス製品には及ばない... フランス製品には及ばないの読み方
大手拓次「「香水の表情」に就いて」

...いろいろな商品から出るにおいと... いろいろな商品から出るにおいとの読み方
寺田寅彦「丸善と三越」

...材木の商品価値の向上にこのような偉大な貢献をしたこの男は... 材木の商品価値の向上にこのような偉大な貢献をしたこの男はの読み方
中谷宇吉郎「雪」

...もう少しお品がよくならないものかな」「尤も豪勢な寢卷で... もう少しお品がよくならないものかな」「尤も豪勢な寢卷での読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...今度は品を代えて... 今度は品を代えての読み方
久生十蘭「ノンシャラン道中記」

...この作品は上記の手段としての自己の役割を果し得るのである... この作品は上記の手段としての自己の役割を果し得るのであるの読み方
平林初之輔「諸家の芸術価値理論の批判」

...何十種もの園芸的変わり品がある... 何十種もの園芸的変わり品があるの読み方
牧野富太郎「植物知識」

...我らと殆（ほと）んど同時に宇品を出発せし第四師団附の新聞記者も頻（しき）りにその冷遇を憤り居れり... 我らと殆んど同時に宇品を出発せし第四師団附の新聞記者も頻りにその冷遇を憤り居れりの読み方
正岡子規「従軍紀事」

...作品を通しての夫人はほっそりと小柄なお方のように思えます... 作品を通しての夫人はほっそりと小柄なお方のように思えますの読み方
宮本百合子「歌集『仰日』の著者に」

...価（あたい）だになき粗末なる品... 価だになき粗末なる品の読み方
柳宗悦「工藝の道」

...組織といい、仕事場といい、その仕事ぶり、その製品、そしてその販売組織、あれだけうまくいっている工藝の村というものは、おそらく世界のどこを探しても、めったにあるものではない...
柳宗悦「台湾の民藝について」

...支那のどの作品に劣るであろう... 支那のどの作品に劣るであろうの読み方
柳宗悦「朝鮮の友に贈る書」

...凡々たる品物である... 凡々たる品物であるの読み方
柳宗悦「民藝四十年」

...どこかの大店（おおだな）の隠居といったような品のよさがあり... どこかの大店の隠居といったような品のよさがありの読み方
山本周五郎「落葉の隣り」

...兄貴とはウラハラの非常に品のいい美人なんだ... 兄貴とはウラハラの非常に品のいい美人なんだの読み方
夢野久作「二重心臓」

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