...それは草や木の根を咬むのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...咬むと云ひましたね...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...では蛇は螫さないで咬むのですね...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...舳(へさき)を咬む波が...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...例へば bite を「咬むこと」といふ動作と「咬まれた物」とをあらはすに用ゐる...
高田力 「ベーシック英語」
...咬むような所作をするのは...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...……蝮蛇がひとを咬むのは八十八夜から十月の中ごろまで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...果は和(やんわ)りと痛まぬ程に小指を咬む...
二葉亭四迷 「平凡」
...蝮蛇咬むをさまで感ぜぬ人蜈蚣に咬まるれば非常に苦しむと伝う...
南方熊楠 「十二支考」
...昼は人が蛇を見て注意すれど闇中不意に踏まば蛇驚いて正当防禦で咬むのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...これらは狂人が自身を咬むと等しく...
南方熊楠 「十二支考」
...また臀(しり)を咬むと相手またこれに返報し...
南方熊楠 「十二支考」
...取って咬むと喞々(しつじつ)の声をなす...
南方熊楠 「十二支考」
...またすぐ傍でくちゃくちゃ物を咬む音をきいたり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...岩を咬む急潭(たん)が...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
...バックがしくじりをやるたびにおしりを咬むのであつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...必要なときには咬むことを決して忘れなかつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...彼の人ならば悔いを咬むことはあり得ないと思う...
吉川英治 「御鷹」
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