...深思熟考したものでないから咎めだてするわけじゃないが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...一体どうしてこんなものが……」雲水の一人は咎めだてするように...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...それを咎めだてすることをさえ為し得ず...
中里介山 「大菩薩峠」
...今更ながら長吉の乱暴に驚けども済みたる事なれば咎めだてするも詮(せん)なく...
樋口一葉 「たけくらべ」
...今更ながら長吉の亂暴に驚けども濟みたる事なれば咎めだてするも詮なく...
樋口一葉 「たけくらべ」
...でも妾はそのことで彼女(あのひと)を咎めだてする気は更々ありません...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...咎めだてするわけではない...
吉川英治 「平の将門」
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