...彼は和讃の名手であり、多くの人々から愛されている...
...祖母はいつも和讃を口ずさむ...
...和讃は日本の伝統音楽の中でも特に美しいとされる...
...今度の結婚式では、和讃を演奏してもらう予定だ...
...和讃の一部分でもなし...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...何かマルクス主義のテーゼの一つでもあるように和讃されたことだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...そわか――」「方丈様」「何だ」「あの地蔵様の歌のつづきを教えてもらいてえ」「和讃か」「西院河原地蔵和讃(さいのかわらじぞうわさん)...
中里介山 「大菩薩峠」
...地蔵和讃の口うつしを受けた...
中里介山 「大菩薩峠」
...和讃(わさん)がどうだのという変な話をしていた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...和讃や労働歌の唱和...
信時潔 「歌詞とその曲」
...それからパレストリナの尊いミサとグレゴリアンの和讃も教えてやろう...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...祈祷の続くうち、どこからともなく緩(ゆる)やかな楽(がく)の音(ね)が響いて、若い女の和讃が、静かに静かに聞えて来るのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...衆僧は棺をめぐって和讃(わさん)の合唱と香の煙りとで人を窒息させた...
長谷川時雨 「お墓のすげかえ」
...下座(げざ)にはおあつらえむきの禅のつとめ(鳴ものの名称)和讃やらお題目やら...
長谷川時雨 「牢屋の原」
...正信偈和讃(しょうしんげわさん)と云う小さい赤表紙の宗教書が置いてありました...
林芙美子 「新生の門」
...『正信偈』や『和讃』のごとき一種の韻文...
三木清 「親鸞」
...我々はこれが『正像末和讃』の一部分であることに注意しなければならぬ...
三木清 「親鸞」
...彼は「高僧和讃」を作ってこれら七祖を讃詠したのである...
三木清 「親鸞」
...菩提流支は『高僧和讃』曇鸞章に...
三木清 「親鸞」
...「迦葉尊者は鶏足に袈裟を守って閉じ籠る」という和讃(わさん)あれば...
南方熊楠 「十二支考」
...老母が病臥しているのを慰めるため真宗の『二世安楽和讃』を読んで聞かせる事が毎度であった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...和讃の節じゃあやれねえよ」「何の節でもいいから聞かせろッていうに...
吉川英治 「宮本武蔵」
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