...日といふ美(うつく)しい簡單(かんたん)な古來(こらい)の和語(わご)があるのである...
伊東忠太 「國語尊重」
...紫式部(むらさきしきぶ)兼好法師(けんこうほうし)も三舎を避る和語の上手をして文を草せしめ...
宇田川文海 「松の操美人の生埋」
...和語の「たうげ」は「たむけ」だという説がある...
中里介山 「「峠」という字」
...十四経和語抄に掲げました...
野村胡堂 「禁断の死針」
...『十四経和語抄(きょうわごしょう)』にもない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...若しこれを和語で云つたならば彼女等ですら...
牧野信一 「鏡地獄」
......
牧野富太郎 「植物一日一題」
...かつこの特異な意味を有(も)つ科に対して極めて適切な和語が見付らないのであったからだ...
牧野富太郎 「植物記」
...沈綺泉(ちんきせん)は和語にも通じ候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...反省もなく外来語を夥(おびただ)しく交えた今の和語は...
柳宗悦 「民藝四十年」
...わけても沖縄には鎌倉から足利にかけての和語が随分数多く保留されているのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...しかし和語を純粋なものに整理するためには...
柳宗悦 「民藝四十年」
...和語への自覚が澎湃(ほうはい)として興って来た今日...
柳宗悦 「民藝四十年」
...和語をしてますます和語に深めしめる所以になるのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...漢字に宛てようとした和語はまだ多かった...
柳田國男 「地名の研究」
...宛字すなわち和語漢訳の法則も...
柳田國男 「地名の研究」
...鮮やかなる和語に声を秘(ひそ)めつゝ...
夢野久作 「白くれない」
...和語(わご)で申そうとするからいえんのじゃろ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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