...「和本を読んで勉強する...
...「和本の保存状態に気をつけなければならない...
...「和本展に行ってきた...
...「和本の解読に苦戦している...
...「和本が国宝に指定された...
...僕は従来衣魚(しみ)と言ふ虫は決して和本や唐本(たうほん)以外に食はぬものと信じてゐた...
芥川龍之介 「変遷その他」
...慶安二年にでた仮名書きの和本にしても...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...そのなかから八冊ばかりの大型の和本を取出すと...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...東京中大抵の和本屋は書林組合に入り居れど中には一二軒入らぬもあり...
永井荷風 「古本評判記」
...同じ古本屋にても唐本和本漢籍雑書詩歌俳諧各其の向々あり...
永井荷風 「古本評判記」
...維新前の和本のみならず近頃は明治三十年頃までの活版本翻刻本も追々高くなり出したり...
永井荷風 「古本評判記」
...物さびた美しい和本などには...
野村胡堂 「胡堂百話」
...宝永六年(1709)に発行せられた貝原益軒(かいばらえきけん)の『大和本草(やまとほんぞう)』に「京都泉涌寺六角堂同寺町又叡山西塔ニアリ元亨釈書(げんこうしゃくしょ)ニ千光国師栄西入宋ノ時宋ヨリ菩提樹ノタネヲワタシテ筑前香椎ノ神宮ノ側ニウエシ事アリ報恩寺ト云寺ニアリシト云此寺ハ千光国師モロコシヨリ帰リテ初テ建シ寺也今ハ寺モ菩提樹モナシ畿内ニアルハ昔此寺ノ木ノ実ヲ伝ヘ植シニヤ」とあり...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...また益軒の『大和本草(やまとほんぞう)』にも紫羅傘すなわちイチハツの条下に「民家茅屋の棟ニイチハツヲウヘテ大風ノ防ギトス風イラカヲ不破」と書いてある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...宝永六年(1709)発行の貝原益軒(かいばらえきけん)の『大和本草(やまとほんぞう)』付録巻之一に「伊勢ノ浜荻(はまおぎ)ハ三津村ノ南ノ後ロニアリ片葉ノ芦(アシ)ニシテ常ノ芦ニカハレリ」と記してある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...小野蘭山(おのらんざん)の『大和本草批正(ひせい)』には「三波丁子 一年立ナリ蛮産ナレドモ今ハ多シセンジュギクト称ス秋月苗高五六尺葉互生紅黄草ノ如ニシテ大ナリ花モコウヲウソウノ如ニシテ大サ一寸半許色紅黄単葉モ千葉モアリ葩(ハナ)長ク蔕ハツハノヘタノ如ク又アザミノ如シ九月頃マデ花アリ花鏡ノ万寿菊ニ充ベシ」とある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...右紅黄草について『大和本草批正』には「紅黄草 今誤テホウホウソウト云マンジュギクト葉同シテ小サシ茎弱シテツルノ如ク直立スルコトアタワズ花五弁ニシテ厚シ内黄ニシテ外赤シ故ニ紅黄草ト云紅黄草二種アル故ト云ハ誤ナリ花鏡ノ藤菊又棚菊是ナリ」とある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...栗の条下に「マタ越後ニ三度グリアリ大和本草ニヤマグリト云石州ニテ カシハラグリト云茅栗(ボウリツ)ノ類ニシテ年中ニ三度実ノルト云越後ノミナラズ石州予州土州上野下野ニモアリト云」と出ている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...『大和本草』国俗狐を射干とす...
南方熊楠 「十二支考」
...さて貝原先生の『大和本草』に「ムカデクジラ長大にして海鰌のごとし...
南方熊楠 「十二支考」
...『大和本草』附録下に...
南方熊楠 「十二支考」
...『大和本草』一六...
南方熊楠 「十二支考」
...昔の和本でいうなら三巻か五巻...
柳田国男 「予が出版事業」
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