...和名抄によれば、この鳥は「きさご」と呼ばれていた...
...和名抄を読むと、多くの動物の名称が変遷してきたことがわかる...
...和名抄は、平安時代に書かれた古典的な動植物名彙である...
...和名抄に収録されている生物の名前は現代でも使われているものが多い...
...和名抄は、日本の生物多様性及びその変遷を知る上で重要な資料である...
...(後の板もあり)さて和名抄ありて后五百年ちかくをへて文安年中下学集(かがくしふ)といふ字書(じしよ)ありき...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...されば今俗用(ぞくよう)する節用集は新撰字鏡(しんせんじきやう)和名抄(わみやうせい)を先祖の父母として...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...和名抄には本字は(さけ)俗(ぞく)に鮭(さけ)の字を用ふるは非(ひ)也といへり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...例えば「大蛇」というような場合に『古事記』では「遠呂智」と書いてあり『和名抄(わみょうしょう)』では「乎呂知」と書いてある...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...この売子木を『新撰字鏡(しんせんじきょう)』で河知左(カワヂサ)とし『和名抄』で賀波知佐乃木(カワヂサノキ)としたのは無論サンダンカをいったものではなく何か別の邦産植物を充(あ)ててかく称えたものだろうが...
牧野富太郎 「植物記」
...賀波知佐乃木(天文写本『和名抄』)...
牧野富太郎 「植物記」
...『和漢三才図会』にも〈『和名抄』に狐は木豆弥(キツネ)射干なり...
南方熊楠 「十二支考」
...『和名抄』や『書紀』に...
南方熊楠 「十二支考」
...また『和名抄』に蛇(じゃ)和名(わみょう)倍美(へみ)...
南方熊楠 「十二支考」
...『和名抄』に蛇和名倍美(へみ)一名久知奈波(くちなわ)...
南方熊楠 「十二支考」
...同じ『和名抄』蝮の条に...
南方熊楠 「十二支考」
...また『和名抄』に蟒蛇(ぼうじゃ)...
南方熊楠 「十二支考」
...普通に蟒に充てるウワバミは小野蘭山これを『和名抄』の夜万加々智とす...
南方熊楠 「十二支考」
...『和名抄』に仁之木倍美(にしきへみ)と訓(よ)んだ※蛇は日本にない...
南方熊楠 「十二支考」
...『和漢三才図会』にいわく、〈『和名抄』、(えん)、猴(みこう)以て一物と為す、それ訛(あやま)り伝えて、猿字を用いて総名と為す、猿同字〉と...
南方熊楠 「十二支考」
...誠にさようだがこの誤り『和名抄』に始まらず...
南方熊楠 「十二支考」
...そこで調度やなんぞは手近にある和名抄にある名を使つた...
森鴎外 「歴史其儘と歴史離れ」
...『和名抄』その他にもツシタマ・タマツシとあって...
柳田国男 「故郷七十年」
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