例文・使い方一覧でみる「日待ち」の意味

...もう二三日待ち給え... もう二三日待ち給えの読み方
芥川龍之介「妖婆」

...正月十五日の日待ちの日であった... 正月十五日の日待ちの日であったの読み方
伊藤左千夫「落穂」

...また一日待ちぼうけだ... また一日待ちぼうけだの読み方
リチャード・オースティン・フリーマン　Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳「歌う白骨」

...」「まあ二三日待ち給え... 」「まあ二三日待ち給えの読み方
豊島与志雄「在学理由」

...そして来もしない者を毎日待ち受けた... そして来もしない者を毎日待ち受けたの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...マリユスは一日待ちぼけをくった... マリユスは一日待ちぼけをくったの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...さうとは知らず富公は一日待ちくたびれてたのだらう... さうとは知らず富公は一日待ちくたびれてたのだらうの読み方
中勘助「銀の匙」

...明神様のお日待ちがありますんで... 明神様のお日待ちがありますんでの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...お日待ちのくずれだと... お日待ちのくずれだとの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...油絵の具で描いたお鳥其儘の姿お鳥は十日待ちました... 油絵の具で描いたお鳥其儘の姿お鳥は十日待ちましたの読み方
野村胡堂「裸身の女仙」

...せっかく急ぐべけれども支度（したく）するまで一両日待ちくれよ」女房は青くなれり... せっかく急ぐべけれども支度するまで一両日待ちくれよ」女房は青くなれりの読み方
宮崎湖処子「空屋」

...今のように毎日待ち暮らすことも... 今のように毎日待ち暮らすこともの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...靡く夢の覚めむ日待ちて... 靡く夢の覚めむ日待ちての読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳「ファウスト」

...其母が此山に登つて日日待ちこがれながら終に悶死（もんし）したと云ふ伝説を以て有名な山である... 其母が此山に登つて日日待ちこがれながら終に悶死したと云ふ伝説を以て有名な山であるの読み方
與謝野寛・與謝野晶子「満蒙遊記」

...もう三日待ち給え」と... もう三日待ち給え」との読み方
吉川英治「三国志」

...その忍剣はこの鷲のすがたを毎日待ちこがれているであろう... その忍剣はこの鷲のすがたを毎日待ちこがれているであろうの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...毎日待ち暮しているのになかなか来ないのだ... 毎日待ち暮しているのになかなか来ないのだの読み方
蘭郁二郎「宇宙爆撃」

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