...殊に、宗教や倫理の範囲においてはいっそう東西洋の哲学的史実を頭にもって、これを咀嚼し、これを消化して、さらに前途に発展してゆく抱負がなくてはならぬ...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...ひるの月み空にかゝり淡々し白き紙片(かみびら)うつろなる影のかなしきおぼつかなわが古きうたあらた代の光にけたれかげろふのうせなんとする昭和十三年三月清白しるす小序この廢墟にはもう祈祷も呪咀もない...
伊良子清白 「孔雀船」
...官僚も民間も切支丹破天連の如く呪咀(じゅそ)して...
内田魯庵 「四十年前」
...4.「汝の面に汗して汝のパンを啖ふべし」なる言は實に吾人にとつて苦々しき咀ひの言葉である...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...呪咀もまた、罪悪に伴う不祥の結果にして、後に述ぶるが如く、他の民族の神話に於ては、其恐る可き例証を発見すること頗る多きも、日本古史神話は、後世の民間説話の語る如き、此種の例を有すること甚少く、偶々之あるも、極めて淡白なるものに過ぎず...
高木敏雄 「比較神話学」
...タンタロスの子ペロスに殺されしミルチロスの呪咀が...
高木敏雄 「比較神話学」
......
土谷麓 「呪咀」
...咀(のろ)わしい現実の自身と環境にすっかり厭気(いやき)が差してしまうのだった...
徳田秋声 「縮図」
...時(とき)ならぬ呪咀(のろひ)の聲(こゑ)を耳(みゝ)の傍(はた)に聞(き)いた...
夏目漱石 「門」
...翁の川柳は社会悪を呪咀するものに多く愛誦す可き作品が見出される...
正岡容 「大正東京錦絵」
...古印度仙人の咀言の如何に怖るべき者なりしは...
南方熊楠 「詛言に就て」
...占有(せんゆう)と称して人に媚ぶる一切の物を咀う...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...為合者(しあわせもの)の咀う口から出る咀(のろい)や...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...メフィストフェレス馬鹿者共、咀われていろ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...自分は今咀われた人間のようになって...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...事に依るとこの妾を咀(のろ)うて...
夢野久作 「白髪小僧」
...その溜息を呪咀(のろ)わずにはおられなかった...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
......
夢野久作 「猟奇歌」
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