...これには命知らずの盗人たちも...
芥川龍之介 「邪宗門」
...命知らずな捨て鉢なところがあった...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...命知らずの強盗として裏面(りめん)に暗い生活を送っておった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...命知らずなのよりも...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...今の世に島田を覘(ねら)う命知らずありとも覚えぬに」清川八郎がこの時ハタと膝を打って...
中里介山 「大菩薩峠」
...また命知らずの浪人が何十人というもの...
中里介山 「大菩薩峠」
...命知らずの冒険とより見るほかはありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...配下の命知らずを近藤が完全に統制し得ているから...
中里介山 「大菩薩峠」
...命知らずの紅毛人は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何んな命知らずの井戸へでも飛び込み兼ねないのである...
牧野信一 「小川の流れ」
...外国の奴隷や命知らずの刺客までも大勢引きつれてその場に乗り込もうとしたが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...相手は命知らずのあぶれ者だし...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...尻(し)ッ尾(ぽ)をまいて逃げて来たんだろう」「このばか! このばか! 命知らず――」半五郎の目でみれば...
吉川英治 「江戸三国志」
...抜くが早いか命知らずに自斎の真っ向へ飛びかかった...
吉川英治 「剣難女難」
...さすがの命知らずも...
吉川英治 「剣難女難」
...命(いのち)にかけても般若丸(はんにゃまる)をわたすものか!」「命知らずめ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...彼らの命知らずな作業を見て...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...命知らずに見えながら肌には“お守り”なども人知れず持っている彼らであった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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