...時に命を失うことあり...
石川欣一 「可愛い山」
...屡々彼等の危険な場所に長くいすぎて命を失う...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...毎年人の生命を失うものいくばくあるを知らず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...命を失うところだったのだ...
海野十三 「爆薬の花籠」
...立所(たちどころ)に命を失うことを...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...死んだ人は命を失うたという...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...そうして失わなくても済むのに二つとない生命を失う場合が多いように思われる...
寺田寅彦 「鎖骨」
...針一本でも打ち所次第では生命を失うようになる...
寺田寅彦 「天災と国防」
...彼女と性交をすると生命を失うインドの“毒女性”の本性は知られていない...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...生命を失うようなことにはならなくてすんだかも知れない...
浜尾四郎 「夢の殺人」
...これ以上人命を失うことは犯罪にひとしい〉というようなことをおっしゃったそうだった...
久生十蘭 「だいこん」
...扨又結婚の上は仮令い命を失うとも心を金石の如くに堅くして不義するなとは最も好き教訓にして...
福沢諭吉 「女大学評論」
...門のアーチで鞍からたたき落とされ、一撃で命を失う...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...潮に溺れ命を失うたのも猿田彦は老猴を神としたに相違ない証拠だ...
南方熊楠 「十二支考」
...まだ上手にならないうちから真剣を振りまわして一命を失う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...だから留めるのに人間などに思いを掛けるから命を失うことになったのだと一方がいうと...
柳田国男 「山の人生」
...「おれをさえぎるものはすべて生命を失うぞ」と...
吉川英治 「三国志」
...自分たちの生命を失うともドン・シマンに信仰を捨てよと勧めることは出来ないとはねつけた...
和辻哲郎 「鎖国」
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