...彼女は自分の子供たちが命の綱だと思っています...
...救援隊は雪山で迷子になった登山家を救うために命の綱を出していました...
...就職活動中はアルバイトが命の綱です...
...経営危機の中、社長は従業員に向けて「協力が命の綱だ」と語りかけました...
...私たちは朝食を忘れずに食べることを命の綱としています...
...そこに命の綱を一生懸命に引張っている帆村荘六の姿が...
海野十三 「怪塔王」
...水中に張ってある綱は生命の綱ともいうべきであった...
海野十三 「恐竜島」
...やにわに斧をふりかぶると太刀川の体をつないでいる命の綱をめがけて...
海野十三 「太平洋魔城」
...イギリス政府及び軍部が今は命の綱と頼む新兵器発明王の金博士に対する最高の饗応(きょうおう)であったのである...
海野十三 「独本土上陸作戦」
...とうとうきびしい掟(おきて)を犯して船乗りの命の綱の灯台へ...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...一すぢの縄(なは)を命の綱(つな)としてをとりけり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...生命の綱です...
高神覚昇 「般若心経講義」
...生命の綱だという説と二つあった...
中谷宇吉郎 「琵琶湖の水」
...命の綱を踏(ふ)み外(はず)した人の有様も思い浮べて...
夏目漱石 「思い出す事など」
...けれども中途で命の綱が切れない限り何時か来るに相違なかった...
夏目漱石 「道草」
...俺が生きてる命の綱だ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...俺の命の綱だってことを忘れやがったなあ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...田中屋は我が命の綱...
樋口一葉 「たけくらべ」
...これ一本が命の綱...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...命の綱の人(かせぎにん)は戻らぬか...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...吸筒(すいづつ)が倒れる、中から水――といえば其時の命、命の綱、いやさ死期(しご)を緩(ゆる)べて呉れていようというソノ霊薬が滾々(ごぼごぼ)と流出る...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...そこえ持って来て村方一同が命の綱と頼みまする荒地沼地開墾の新田に竿入れ仰せ付けられる段おふれでごぜましたで...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...文字どおりの命の綱の根本なので...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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