...案内してあげよと命ずるさま...
大町桂月 「足柄の山水」
...料理屋で食事するときに定食を命ずるか...
丘浅次郎 「落第と退校」
...ただちに奥さんにビールを命ずるお医者自身は善玉であり...
太宰治 「満願」
...汝に戰利保つため我わが戰利失ふを甘んずべしと思へるや? 少女棄てよと命ずるや?若し寛大のアカイオイわが望むまゝ平等の 135戰利を我に與へなばわれ諾(うべな)はむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...僕は義務の命ずるとおりに行なうから」「それはそうなくちゃならないわ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...しかしお千代の方では初めから重吉の命ずる事なら何でもして見ようと気軽く考えている...
永井荷風 「ひかげの花」
...「わしがこの盗人を生き埋めにせよと命ずるのだ...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...否でも警官隊が飛んで来て解散を命ずる...
久生十蘭 「魔都」
...これを命ずるはこれを諭(さと)すに若(し)かず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...誰に斯(こ)う伝言せよと命ずるからヘイ/\と畏(かしこま)りながら...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...形式主義は最も多くの場合我々の認識活動を停止せしめることを我々に命ずる...
三木清 「危機における理論的意識」
...これは我々が独断で命ずるのではない...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...全幅的に恒常的に永続的に劇団活動をすることを命ずるであろう...
三好十郎 「俳優への手紙」
...然るに之に命ずるに純文学てふ空名を以てし...
山路愛山 「透谷全集を読む」
...つまり私の棹と櫂の命ずるままになった...
山本周五郎 「青べか物語」
...椅子を退けなさい!』と命ずるように云った...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
...母は私にあとを追ひかけて行けと命ずるかとおもひ升たが...
若松賤子 「黄金機会」
...しかし工事の途中にこの変更を命ずることは...
和辻哲郎 「鎖国」
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