...」と主税は呆れた顔で呵々(からから)と笑って...
泉鏡花 「婦系図」
...」と事もなげに呵々(からから)と笑った...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...儂(わし)には物を書くことなぞ永い間隠しとったくせに!」とこの菊専門の市長は呵々(からから)と大笑したが...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...いさぎよく白状して呵々大笑したことである...
種田山頭火 「其中日記」
...悲しんでいるかと思えば呵々(かか)大笑し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...詞通(とほ)り呵々大笑(せう)になる...
南部修太郎 「文壇球突物語」
...呵々...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...今日は右コーヒーと砂糖とが得難いので困っていますが、しかしヤミで買えば何んとかなるようです、呵々(かか)...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...呵々...
正岡子規 「読書弁」
...休養しなさいとのことで美味いものというときはお医者も呵々大笑よ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...呵々...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...然るにM男爵閣下には小生のかような窮状を見て呵々(かか)大笑されました...
夢野久作 「暗黒公使」
...呵々(かか)と哄笑して...
吉川英治 「三国志」
...呵々(かか)と、一笑を発したいようなものすら覚える...
吉川英治 「新書太閤記」
...呵々(かか)と笑って...
吉川英治 「新書太閤記」
...呵々(かか)と大笑して...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そして、呵々(かか)、大笑した...
吉川英治 「平の将門」
...呵々(かか)...
吉田茂 「私は隠居ではない」
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