...最一つは下層階級に味方する持前(もちまえ)の平民的傾向から自然にこれらの平民的音曲に対する同感が深かったのであろう...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...わしは恐竜の方に味方する...
海野十三 「恐竜島」
...日本に味方するつもりでいた...
太宰治 「十五年間」
...然しながら天はお馨さんに味方するかと思われた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...経験もまたわれわれに味方する...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...おじさんはきっと味方するよ...
豊島与志雄 「白い朝」
...その中にも青江に味方する手紙があったきりだった...
豊田三郎 「リラの手紙」
...從來の如く薩長が連合して革命を起した事に味方する人もあらうし...
内藤湖南 「維新史の資料に就て」
...八郎太殿へ味方する...
直木三十五 「南国太平記」
...それに味方する人は不忠者じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...後には次第次第にお部屋様方に味方するようになり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...尤(もつと)も構内俥夫の中でも私の家に味方する者も少数はあつたけれど...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...(b)こっそりと囁(ささや)かれる我々の懺悔(ざんげ)の仕方を非とする新教徒に味方することになるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自然が味方するからである...
柳宗悦 「雑器の美」
...自然が味方するからである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...織田方に味方する...
吉川英治 「黒田如水」
...稲葉山城(いなばやまじょう)の義龍(よしたつ)にも味方する情熱など少しもない...
吉川英治 「新書太閤記」
...今日から織田家に味方する旨を...
吉川英治 「新書太閤記」
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