...胡瓜(きゅうり)の味噌漬け雷干(かみなりぼし)の砂糖漬けであった...
伊藤左千夫 「紅黄録」
...香の物代りに出てゐたカイベツ並に枝豆の糠味噌漬けを甘(うま)いと感じた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...昼ならば蘭の花漬け、芹の味噌漬け、柚味噌(ゆずみそ)の看板の出て居る円徳院の門も、夜なので暗く静かにひそまり返って、東側の高台寺は高い石段の奥深く、更に又この静かな町からも遠く離れて眠って居る...
岩本素白 「六日月」
...洗つた灰皿に土産の味噌漬けが刻まれ...
林芙美子 「暗い花」
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