例文・使い方一覧でみる「呱々」の意味


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...始じめて呱々(ここ)の声をあげた所で...   始じめて呱々の声をあげた所での読み方
愛知敬一 「ファラデーの伝」

...自分が呱々の聲をあげて以來二十一年...   自分が呱々の聲をあげて以來二十一年の読み方
石川啄木 「雲は天才である」

...嘗てこのS――村に呱々の聲を擧げ...   嘗てこのS――村に呱々の聲を擧げの読み方
石川啄木 「雲は天才である」

...彼等が呱々の聲を擧げて以來絶間なく享けた教育とは...   彼等が呱々の聲を擧げて以來絶間なく享けた教育とはの読み方
石川啄木 「田園の思慕」

...どういうものになるのかしら?……初めて明るみに出たその呱々(ここ)の声を聞いたとき...   どういうものになるのかしら?……初めて明るみに出たその呱々の声を聞いたときの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...わが呱々の声を揚げた礫川の僻地は...   わが呱々の声を揚げた礫川の僻地はの読み方
永井荷風 「巷の声」

...殊に自分が呱々(ここ)の声を上げた旧宅の門前を過ぎ...   殊に自分が呱々の声を上げた旧宅の門前を過ぎの読み方
永井荷風 「伝通院」

...映画がセルロイド工業と密接な関係において呱々(ここ)の声を上げたということは...   映画がセルロイド工業と密接な関係において呱々の声を上げたということはの読み方
平林初之輔 「文芸は進化するか、その他」

...回顧すると私が土佐の国高岡郡の佐川町で生まれ呱々の声を揚げたのは文久二年の四月二十四日(戸籍には二十二日となっているがそれは誤り)であって...   回顧すると私が土佐の国高岡郡の佐川町で生まれ呱々の声を揚げたのは文久二年の四月二十四日であっての読み方
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」

...夜は日につぎ暁は夕べにつながりて絶えざれども呱々(ここ)の声と葬いの鐘の音(ね)との相交わることなく明け暮れし日夜はただ一つだになし...   夜は日につぎ暁は夕べにつながりて絶えざれども呱々の声と葬いの鐘の音との相交わることなく明け暮れし日夜はただ一つだになしの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...烏兎々呱々の声は唔(いご)の声に化せり...   烏兎々呱々の声は唔の声に化せりの読み方
山路愛山 「頼襄を論ず」

...彼が呱々の聲をあげた年は...   彼が呱々の聲をあげた年はの読み方
吉川英治 「折々の記」

...彼は呱々をあげてゐたのである...   彼は呱々をあげてゐたのであるの読み方
吉川英治 「折々の記」

...呱々(ここ)の声が一つ新たに生れている...   呱々の声が一つ新たに生れているの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...呱々(ここ)の声をあげた...   呱々の声をあげたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...その没年の弘長二年から数えて聖人が呱々(ここ)の声をあげた九十年前は承安の三年...   その没年の弘長二年から数えて聖人が呱々の声をあげた九十年前は承安の三年の読み方
吉川英治 「親鸞聖人について」

...彼が呱々(ここ)の声をあげた年は...   彼が呱々の声をあげた年はの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...乱世に呱々の声をあげ...   乱世に呱々の声をあげの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

「呱々」の読みかた

「呱々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「呱々」


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