...人みな告ぐるにその実をもってすという...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...3.立法家に告ぐ:とにかく人間は大體に於ては正しいことを欲するものと假定せよ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...使者を発して事の由を前大膳大夫に告ぐ...
太宰治 「右大臣実朝」
...誠に汝(なんじ)らに告ぐ...
太宰治 「正義と微笑」
...如何にコロボックルが鳥獸捕獲(ほくわく)の爲め高山に登りし事有るかを告ぐるものたり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...もう神戸(こうべ)が見えますると隣りの女に告ぐるボーイの声...
寺田寅彦 「東上記」
...赤毛連盟に告ぐ――米国ペンシルヴァニア州レバノンの故イズィーキア・ホプキンズ氏の遺志に基づき...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...表面よりは黒澤が出立の近づきぬと告ぐるに...
樋口一葉 「花ごもり」
...――A国艦隊司令長官に告ぐ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...あまねく徒食の輩に告ぐるものにて...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...磯山告ぐるに、彼是間(ひしかん)の通信者に、最も必用なるを答う...
福田英子 「妾の半生涯」
...ついでに座員に告ぐ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...何とか二獣を離間せんとて師子に告ぐらく...
南方熊楠 「十二支考」
...一天神来りて彼は七日前に死んだと告ぐ...
南方熊楠 「十二支考」
...これに告ぐるに往訪に意あることを以てした...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...若(も)し委曲(いきょく)を告ぐれば身の上にも係(かかわ)るべしとの戒(いましめ)を聞きしと也(なり)...
柳田国男 「山の人生」
...長のおわかれを告ぐる日と存じます...
吉川英治 「上杉謙信」
...紙上にて完結を告ぐ...
吉川英治 「年譜」
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