...呉茱萸(ごしゆゆ)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そこでこれを呉茱萸と呼んだものだ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...この茱萸すなわちいわゆる呉茱萸(ゴシュユ)は Evodia rutaecarpaBenth. の学名を有する...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...また携えて行った茱萸(呉茱萸)を投入した茱萸酒を飲み...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...昔中国から来た呉茱萸が今日本諸州の農家の庭先きなどに往々植えてあるのを見かけるのは敢て珍らしいことではない...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...九月九日に使用するのは主として呉茱萸(Evodia 属の者)の実である...
牧野富太郎 「植物記」
...前に書いた様に食茱萸をも茱萸と呼び呉茱萸との間がすこぶる混雑しているが...
牧野富太郎 「植物記」
...茱萸といえば呉茱萸であるか...
牧野富太郎 「植物記」
...しかし茱萸は呉茱萸が主品である...
牧野富太郎 「植物記」
...既に上文に述べた様に呉茱萸には二品があってその実に大小があり...
牧野富太郎 「植物記」
...そして呉茱萸の主品はその種名から推想してもE. officinalisDode. の方ではないかと思われる...
牧野富太郎 「植物記」
...そして呉茱萸でも食茱萸でも何れもグミの様な実は生らぬ...
牧野富太郎 「植物記」
...これもまた前に述べた様にそれは呉茱萸である...
牧野富太郎 「植物記」
...『本草綱目』呉茱萸の「釈名」条下で李時珍が「茱萸ノ二字義未ダ詳ナラズ」(漢文)と書いている...
牧野富太郎 「植物記」
...呉茱萸の形状性質については『本草綱目』呉茱萸の「集解(しゅうげ)」中に引用してある宋の蘇頌の『図経本草』の説がすこぶる要領を得ているようだから...
牧野富太郎 「植物記」
...或ハ云ク顆粒緊小久キヲ経テ色青緑ナル者是レ呉茱萸...
牧野富太郎 「植物記」
...前に既に書いた様に元来呉茱萸と呼ぶ者は支那に二種あるのだがその一方の者が朝鮮を経て日本へ来たワケである...
牧野富太郎 「植物記」
...呉其濬の『植物名実図考』に載っている呉茱萸の図は蓋(けだ)しトウダイグサ科のヤマヒハツ(Antidesma)属の一種を描いた者でこれは勿論本当の呉茱萸では無い...
牧野富太郎 「植物記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??