例文・使い方一覧でみる「呂」の意味

...野呂が心配そうに聞きました... 野呂が心配そうに聞きましたの読み方
梅崎春生「ボロ家の春秋」

...これは野呂のケチンボ根性でぜんぜん駄目... これは野呂のケチンボ根性でぜんぜん駄目の読み方
梅崎春生「ボロ家の春秋」

...彼方で莨をふかしている野呂に文句つけようと思ったが... 彼方で莨をふかしている野呂に文句つけようと思ったがの読み方
梅崎春生「ボロ家の春秋」

...曾呂利本馬という妙な名が... 曾呂利本馬という妙な名がの読み方
海野十三「爆薬の花籠」

...どこへ行ってもすぐ風呂をすすめられる」定助は噴きだしながら「それは伯父さんが諸所に例のお土産をおいて歩かれるからですよ」「馬鹿な...
大鹿卓「渡良瀬川」

...一緒に風呂に這入つたからネ... 一緒に風呂に這入つたからネの読み方
関根金次郎「本因坊と私」

...別に風呂敷包みの中にいっぱいはいっているのだ... 別に風呂敷包みの中にいっぱいはいっているのだの読み方
豊島与志雄「或る日の対話」

...余は車夫が出して呉れた風呂敷包と洋傘とを手にした儘立つた... 余は車夫が出して呉れた風呂敷包と洋傘とを手にした儘立つたの読み方
長塚節「菜の花」

...自分は風呂に這入（はい）る時間が惜しかった... 自分は風呂に這入る時間が惜しかったの読み方
夏目漱石「行人」

...配給の米だの薯だのを風呂敷に包んで背負ふと... 配給の米だの薯だのを風呂敷に包んで背負ふとの読み方
林芙美子「なぐさめ」

...それで風呂桶を買って据ゑ... それで風呂桶を買って据ゑの読み方
原民喜「棉の花」

...からだに障る……ひと風呂あびて... からだに障る……ひと風呂あびての読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...だから確に風呂にも持つて行かなかつた... だから確に風呂にも持つて行かなかつたの読み方
水野仙子「女」

...何かと世話をしてゐたのが野呂で... 何かと世話をしてゐたのが野呂での読み方
水上滝太郎「大阪の宿」

...風呂へはいることはないし... 風呂へはいることはないしの読み方
山本周五郎「青べか物語」

...なにを遠慮召さるか」呂布は立って行って... なにを遠慮召さるか」呂布は立って行っての読み方
吉川英治「三国志」

...豊麻呂、いずれ帰洛（きらく）のうえには、都からよい沙汰するぞ」菊王は、棹（さお）を取って、すぐ岸を突いた... 豊麻呂、いずれ帰洛のうえには、都からよい沙汰するぞ」菊王は、棹を取って、すぐ岸を突いたの読み方
吉川英治「私本太平記」

...お風呂をお召しなさいませぬか... お風呂をお召しなさいませぬかの読み方
吉川英治「新書太閤記」

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