例文・使い方一覧でみる「呂」の意味

...ぼくは薄野呂（うすのろ）です... ぼくは薄野呂ですの読み方
太宰治「虚構の春」

...風呂もわいてゐたし水もよかつた... 風呂もわいてゐたし水もよかつたの読み方
種田山頭火「行乞記」

...均平は裏梯子（うらばしご）をおりて風呂場へ行った... 均平は裏梯子をおりて風呂場へ行ったの読み方
徳田秋声「縮図」

...呂昇は無頓着に三絃取って斜（しゃ）に構え... 呂昇は無頓着に三絃取って斜に構えの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...与八はそこで風呂番をつとめました... 与八はそこで風呂番をつとめましたの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...勘次（かんじ）は風呂敷（ふろしき）から袋（ふくろ）を出（だ）してお品（しな）の枕元（まくらもと）へ置（お）いて「米（こめ）これだけ殘（のこ）つたから持（も）つて來（き）たんだ... 勘次は風呂敷から袋を出してお品の枕元へ置いて「米これだけ殘つたから持つて來たんだの読み方
長塚節「土」

...答えも待たずに風呂場に近い電話口まで行った... 答えも待たずに風呂場に近い電話口まで行ったの読み方
夏目漱石「行人」

...一ぺんに風呂場に雪崩（なだれ）込みます... 一ぺんに風呂場に雪崩込みますの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...風呂敷に包んで歸つた事や... 風呂敷に包んで歸つた事やの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...チョキチョキ髪を切って腋臭がわからないという筈（はず）はあるまい」「――」「風呂の蓋だってそうだ... チョキチョキ髪を切って腋臭がわからないという筈はあるまい」「――」「風呂の蓋だってそうだの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...呂昇が今日の呂昇となる動機に恋があったという事であるが... 呂昇が今日の呂昇となる動機に恋があったという事であるがの読み方
長谷川時雨「豊竹呂昇」

...「あのお先きにお風呂をお召しになりませんか……... 「あのお先きにお風呂をお召しになりませんか……の読み方
林芙美子「放浪記（初出）」

...それから鍵の手につづいている風呂の方... それから鍵の手につづいている風呂の方の読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...むかしの浮世風呂にかはつて... むかしの浮世風呂にかはつての読み方
吉川英治「折々の記」

...夢中でぼくは風呂敷一ぱいの新ジヤガを抱へて逃げた... 夢中でぼくは風呂敷一ぱいの新ジヤガを抱へて逃げたの読み方
吉川英治「折々の記」

...呂布の方天戟の下に... 呂布の方天戟の下にの読み方
吉川英治「三国志」

...李儒や呂布のほうがお可愛いんでしょう... 李儒や呂布のほうがお可愛いんでしょうの読み方
吉川英治「三国志」

...呂布は日夜酒宴に溺れて... 呂布は日夜酒宴に溺れての読み方
吉川英治「三国志」

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