...重炭酸カリウムは溶液から結合していあすべての水を吸収するであろう...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...二一 自分の研究これまでのファラデーは智識を吸収する一方であったが...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...太陽光面の光を吸収するものよりも低い...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...新星が発光出現する際に形成される星雲は空間中の諸恒星からの輻射を吸収することによって...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...これは大資本の会社がどしどし小資本の会社を吸収するようなもので...
伊丹万作 「一つの世界」
...特に全ての愛の中の最高なるものを吸収する恋愛は霊肉の合致となり...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...ただ専門知識を吸収するのみに汲々(きゅうきゅう)としてこの点を閑却するに於ては人間は利己的となる...
大隈重信 「早稲田大学の教旨」
...自分の全重量のざっと二百倍もの水分を土のなかから吸収するといわれているが...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...体系の夫々の一部として吸収することに成功したように見えたのである...
戸坂潤 「科学論」
...知能分子をそこに吸収する余地が次第に少なくなって来るに従って...
戸坂潤 「技術の哲学」
...他を吸収することによってである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...無意識のうちに体験を完全に吸収する不思議な力をこの猴(さる)は有(も)っているのだ...
中島敦 「悟浄歎異」
...しかし「土によって太陽熱を吸収する」とか「電熱を利用する」とかいうことは...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...我々の全注意を吸収するような研究に没頭していたので...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...我国の商工業及び植民地貿易が多くの資本を吸収する状態にあった時代はないことは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...啻に全地代を吸収するのみならず...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...それを吸収する力のない所では何の役にも立たない...
和辻哲郎 「樹の根」
...西域式美術を吸収することによってこの種の甘美な...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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