...ところが吮う力余り強かったので乳出過ぎて口外に落ち百合となったとも銀河となったともいう...
南方熊楠 「十二支考」
...耶蘇(ヤソ)徒は聖母がキリストに吮わせた乳少々地に堕ちてこの草になったと伝う(ベンジャミン・テイロール『伝説学(ストリーオロジー)』第九章)...
南方熊楠 「十二支考」
...セマン人言う藪中に多き木蛭(きびる)が人の血を吮(すす)るを引き離し小舎(こや)外で焼くと虎血の焦げる臭いを知って必ず急ぎ来る...
南方熊楠 「十二支考」
...蛭が尻っぺたに吮(す)い附いて楽んでいるうちに...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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