...私を襲うや否や水中に落ちたのであった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...』『否(いゝえ)...
石川啄木 「鳥影」
...否(いな)近次欧州諸国に於ては婚姻を喜ばざる悪傾向がある...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...此の要求の当否は兎(と)も角(かく)も...
綱島梁川 「国民性と文学」
...否進歩的な日本主義を支持すべきだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...それに元来彼は不幸であるか? 否...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...五年前の拙作小説を復刻する必要があるや否やを知らない...
永井荷風 「すみだ川」
...本当だろう、否、うそだろう...
永井隆 「長崎の鐘」
...珊瑚屑の上での靜かな忘却と無爲と休息となのだらうか?「いや」とハツキリそれを否定するものが私の中にある...
中島敦 「環礁」
...お隣のお秀との間柄も否定はしませんでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...存在するものゝ意味を全的に否定して...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...『最後に、極度の困窮の場合に備えて、全国に賦課する租税で維持し、あらゆる州民に、否、あらゆる国民に無料の、州救貧院を作ってよかろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その文章の筆者は「婦人についてかく言い得るや否やは...
宮本百合子 「異性の間の友情」
...しかし「檀那は御機嫌好くてお出になるかい」と末造の安否を問うことだけは忘れない...
森鴎外 「雁」
...否、凡人ならずば、大津絵の美を産み得ないとは、如何に不思議な聖旨であろう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...その頃はもう普通の意味のお仕事好きを通り越していたことも否(いな)まれないと思います...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...否、この度の解散は微弱な私一人のためのみならず、日本人全体のために日本人自らが励声一番した「気を附け」の号令ではなかったか...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...そこへよろけてきた弦之丞の影を見るや否や...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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