...固より茲に云ふ否定とは存在を絶滅する事にあらずして...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...否...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...朝鮮文化がとに角日本古来の文化とは異った或る別個のものであることをどうも否定出来ないようだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...――否、彼は自分を奈落の底へ陥れた、彼自身の胸のなかの最初の対象であった相手と話し合ってみたいのであった...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...この拒否に面して...
中井正一 「知識と政治との遊離」
...巨大な権力と命とで否応はなかった...
火野葦平 「花と龍」
...その推定を否定しないで...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...この二つの話の間に関係があるや否やについては未だ聞いたことがない...
穂積陳重 「法窓夜話」
...バラドスは依然として拒否して...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
......
三好達治 「山果集」
...特に現実の上に立つ工藝の問題に対して深い示唆をもつことを否むことができぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...今さら伝統の史実に合致すると否とを問う必要はないのである...
柳田国男 「雪国の春」
...これは失敗……早速退散致しまして画面の中の私……否...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...これに触れるが否や...
横光利一 「我等と日本」
...喚(わめ)き返すや否...
吉川英治 「三国志」
...世阿弥様の御安否をさぐり...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...この地盤の上で西廻り航海という考を実行に移して見るか否かがここでの問題だったのである...
和辻哲郎 「鎖国」
...キリスト教国と否とを問わず...
和辻哲郎 「鎖国」
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