...炭加減と水の品とを吟味することが肝腎で...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...馬鹿か悧巧かを吟味する前に...
薄田泣菫 「茶話」
...その一つ一つを吟味するならば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...その一つ一つを吟味するならば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...可能なあらゆる場合についてこの解法を吟味するのではない...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...元来ユークリッド性とは何かをもっとよく吟味する必要がある...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...ここで吟味することをやめよう...
豊島与志雄 「千代次の驚き」
...さうして又それを吟味するに都合の好い時であります...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...もう一応再吟味することによって...
中里介山 「大菩薩峠」
...その起源まで遡って調べて観念が生じる元である最初の印象を吟味することなしには...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...事物の近位と連結の可能性を吟味することによってこの問題を解く...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...最大の正確さで吟味するときでも...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...私はいまやその男の風采を十分吟味する機会を得た...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」
...疑はしく見える個々のものを一々吟味するといふ如き報いられぬ仕事をやめて...
三木清 「認識論」
...吐息ついて死んだから吟味すると...
南方熊楠 「十二支考」
...ただに各人の言葉を吟味するにとどまらず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「奉行所へいって吟味するとしよう」そして番太の老人に...
山本周五郎 「さぶ」
...妾はロダンさんの鑑賞力を吟味するような気持で...
吉行エイスケ 「バルザックの寝巻姿」
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