...わしに手向かう方法はないかと考えているのだな...
海野十三 「怪塔王」
...汽車がボストンへすすむとき天上に向かうものであって...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...一度他に向かう時...
高神覚昇 「般若心経講義」
...ゆっくりと机の方へ向かう)もう少しでいい...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...その頂点に向かう視線が山頂への視線を越しそうで越さない...
寺田寅彦 「軽井沢」
...〇時半の急行で札幌に向かう...
寺田寅彦 「札幌まで」
...山内へ向かう人数につれてぶらぶら歩く...
寺田寅彦 「障子の落書」
...長崎を立って時津(ときつ)に向かう途中でロシア人専門の遊廓(ゆうかく)だというところを通ったら二階から女どもが見下ろして何かしら分らないことを云って呼びかけた...
寺田寅彦 「二つの正月」
...ホルボーンを後にして病院へ向かう道中...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...が彼は手向かう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...*2高崎に向かう汽車の窓で...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...立ち向かう気がないので...
火野葦平 「花と龍」
...恩威ともに行なわれてその向かうところを示すことあらば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その向かうところの方角とによりて...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その妻の前をふり向かうともせずに通り過ぎんとする刹那...
堀辰雄 「更級日記など」
...何故か私の方は見向かうともしなかつた...
牧野信一 「創作生活にて」
...このあたりでキツネ蛍と称ぶランプの灯とりに飛んで来ても誰も見向かうともしない...
牧野信一 「籔のほとり」
...寒い日に向かうことであるから燃料の枝とか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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