...ウラジボに向かうやつは...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...デニー博士は今年の十二月までに地球を出発して火星へ向かうであろうという方へ入れましたよ...
海野十三 「火星探険」
...世間じゅうの人に歯向かうんだわ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...山内へ向かう人数につれてぶらぶら歩く...
寺田寅彦 「障子の落書」
...注意が自然と其方(そっち)に向かうのを引戻し引戻しするための努力の方が...
寺田寅彦 「ラジオ雑感」
...そこから駅へ向かう際にスウォンダム横町に入り込んでしまって...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...すぐ向かうべきです...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「土色の顔」
...実に新主義の向かうところ敵なく欧州全体を風靡(ふうび)し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...後には癇癪(かんしゃく)の鋒(ほこさき)直接に吾身(われ)に向かうようになりつ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...傷のいよいよ全癒に向かうに満足を表して去りし後...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...病人に向かうたびに...
永井隆 「この子を残して」
...立ち向かう気がないので...
火野葦平 「花と龍」
...必ずその中間より興りて衆庶(しゅうしょ)の向かうところを示し...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...人心の向かうところを察してこれを保護するのみ...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...忠之が自分で利章の邸へ出向かうとしたのは此時の事である...
森鴎外 「栗山大膳」
...女性の向かうべき学問の...
柳田国男 「木綿以前の事」
...人数を組んで向かうのは越前家の面目にかかわる...
山本周五郎 「ひとごろし」
...高原オーケストラの中で原稿に向かう...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索