...今の皇太后陛下が皇后宮に居られた頃に御下命を承った雪月花三幅対の図がすでに小下図(こしたず)を差し上げて御内覧まで得ていながら伸び伸びとなっているのを第一として...
上村松園 「画道と女性」
...そこでその皇后が隱しきれないと思つて天皇に申し上げるには...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...」皇后は幾度(いくたび)か口のなかでその言葉を繰返したらしかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...仏蘭西に都を遷してゐた白耳義国王が皇后と連れ立つて...
薄田泣菫 「茶話」
...ウージェニー皇后〔(ナポレオン三世の妃...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...又夏后少康之子...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...お前さんはどうしても則天武后以上の女傑のようだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...明治天皇の皇后さまの印象がある...
野村胡堂 「胡堂百話」
...太子(たいし)の母后(ぼこう)と...
濱田青陵 「博物館」
...皇太后のマリア・フェオドロオウナは息子を嫁の制圧から救いだそうと...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...間接には政治上の風波も平素皇后の徳に依て鎭靜するもの少なからずと云ふ...
福沢諭吉 「帝室論」
...薛濤詩、唐女郎魚玄機詩、揚太后宮詞、緑遺藁(孫蘭詩)の四つの古刊本を重印したものである...
堀辰雄 「我思古人」
...后の宮様も六条院の御関係で御寛大に御覧くださるだろうと考えていたことですが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...皇后手栽の松を記する本文に接して...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わずかの間に董太后はふたたび洛陽の帝城に還ってきたが...
吉川英治 「三国志」
...何太后の首であった...
吉川英治 「三国志」
...母なる太后にまみえ...
吉川英治 「三国志」
...そこでまたこの芸術家が光明后を見て創作欲を刺戟せられたという仮定も可能になる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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