...もうすぐ近所に大名辞さんが引っ越してくる...
...大名辞と言えば、江戸時代の日本における武家の地位のことを指します...
...彼女は自分が大名辞の生まれだと誇りに思っている...
...大名辞の娘ということで、躾けも厳しく、規律も厳密に守られた環境で育ったそうだ...
...大名辞の家に関する歴史に詳しくなりたいと思い、近くの図書館で本を借りた...
...それからまた地名辞典の頁(ページ)を忙しく繰った...
海野十三 「流線間諜」
...日常語に於て最も根柢的――但し日常語として根柢的な――名辞を採用する必要のある吾々は把握を択ぶ...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...* 概念に於ては名辞と事態とが対立する...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...之等の名辞はもはや...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...点という名辞と面という名辞とを入れ替えて見れば...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...要するに名辞に過ぎないだろう...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...こういう名辞では少しも明らかにならない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...ただの哲学的名辞ではなくて一定の現実内容をも意味する...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...名辞の方が世間に通じよく...
中原中也 「芸術論覚え書」
...10の名辞以前に対して9の名辞を与へ持つてゐる時と8の名辞以前に対して8の名辞を持つてゐる時では無論後の場合の方が間が抜けてはゐないが而も前の場合の方が豊富であるといふことになる...
中原中也 「芸術論覚え書」
...而も名辞以前の「面白いから面白い」境(さかひ)のことは...
中原中也 「芸術論覚え書」
...――名辞以後の世界が名辞以前の世界より甚だしく多いからである...
中原中也 「芸術論覚え書」
...名辞以後、名辞と名辞の交渉の範囲にだけ大部分の生活があり、名辞の内包、即ちやがて新しき名辞とならんものが著しく貧弱である...
中原中也 「芸術論覚え書」
...」(繰り返すと)個別観念は一般名辞が付加されることにより一般的になる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...しかし一般名辞を付加することによって...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...「詩人」は媒辞(中名辞)である...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「盗まれた手紙」
...友情という抽象名辞で描かれてゆくものでなくて...
宮本百合子 「異性の間の友情」
...『地名辞書』のその条にいっている...
柳田國男 「地名の研究」
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