...もうすぐ近所に大名辞さんが引っ越してくる...
...大名辞と言えば、江戸時代の日本における武家の地位のことを指します...
...彼女は自分が大名辞の生まれだと誇りに思っている...
...大名辞の娘ということで、躾けも厳しく、規律も厳密に守られた環境で育ったそうだ...
...大名辞の家に関する歴史に詳しくなりたいと思い、近くの図書館で本を借りた...
...――一つとして数学の名辞のように定義出来る日常概念はない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...理解の規範――カント的名辞を用いてよいならばアプリオリ――が...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...従って人々の推論は四個の名辞によらねばならなくなる...
戸坂潤 「科学方法論」
...アンペールやベンサムに倣って生物学的名辞を借りてよいならば...
戸坂潤 「科学方法論」
...最も普通に次のような名辞として現われる性質を持っている...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...以上の四つのものはスコラ哲学に現われた空間の代表的名辞であることを茲に注意して置こう...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...* 概念に於ては名辞と事態とが対立する...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...空間をただ部分的に表現する名辞でしかない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...要するに名辞に過ぎないだろう...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...マルクス主義の定説は様々な名辞によって特徴づけられている...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...客観という名辞そのものがかかる投影の所産である...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...林忠正の経歴は『大日本人名辞書』に掲げられたり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...而も名辞以前の「面白いから面白い」境(さかひ)のことは...
中原中也 「芸術論覚え書」
...つまり名辞以前の世界が閑却されがちである...
中原中也 「芸術論覚え書」
...『地名辞書』にも...
柳田國男 「地名の研究」
...『地名辞書』に見ゆる多くのカガは...
柳田國男 「地名の研究」
...仏家人名辞書に載っている筈...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...前から小説の背景とする必要に迫られ、地名辞書、古絵図、五万分ノ一地図、名所図絵、地誌などに依って、空想で作りあげていた私の胸中山水と、この土地の実景や地理が、どこも意外に思う節がないほど、偶然にも一致していたからだった...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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