...名物切(めいぶつきれ)4・3名物切を集めてゐる人も少くはないが...
薄田泣菫 「茶話」
...加賀侯の名物切といつたら往時(むかし)から好者(すきしや)の仲間で随分驚きの種子(たね)を蒔いたものだ...
薄田泣菫 「茶話」
...名物切といふと、何処の秘蔵でも花骨牌(はながるた)の札か、精々大きくて慈善音楽会の招待切符(せうだいきつぷ)位のもので、加賀侯の名物切も観山氏の頭では無論そんなものだつた...
薄田泣菫 「茶話」
...加賀侯の名物切は少し持ち過ぎてゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...名物切を世間に散(ちら)ばらすか...
薄田泣菫 「茶話」
...あれは百両という値のついた名物切だよ...
山本周五郎 「さぶ」
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