...この公園には「名木」がたくさんあります...
...その「名木」は何千年もの歴史を持っているそうです...
...「名木」を見に行くために、山に登りました...
...都会には「名木」が少ないと思います...
...「名木」と聞いて、桜の木を思い浮かべる人が多いです...
...その樹の名木も、まだそっちこちに残っていて麗(うららか)に咲いたのが……こう目に見えるようで、それがまたいかにも寂しい...
泉鏡花 「絵本の春」
...而も深川は小名木(おなぎ)川の辺に生れて辰巳風を吹かせるから...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...名木薬王樹の一枝を求めに行った...
豊島与志雄 「文学以前」
...江戸の都人士(とじんし)が遍(あまね)く名高い松として眺め賞したるものを挙ぐれば小名木川(おなぎがわ)の五本松...
永井荷風 「日和下駄」
...深川(ふかがは)の小名木川辺(をなぎかはへん)の川筋(かはすぢ)には荷足船(にたりぶね)で人を渡す小さな渡場(わたしば)が幾個所(いくかしよ)もある...
永井荷風 「水 附渡船」
...南洋あたりに産する名木を材料にしたもので...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...さて、座が定まると、お経を読むでもなく、念仏を称えるでもなく、尼法師がおもむろに取り出したのは、緞子(どんす)の袋に入った紫檀の十香箱、一重口白磁の香爐に、流儀の炭団(すみ)を入れ、銀葉を置いて、「…………」静かに一礼して、名木をきます...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...阿里山の神木(紅檜)以上(いじよう)の外(ほか)日本(につぽん)には各地(かくち)に老樹(ろうじゆ)名木(めいぼく)があつて...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...小名木川の沼のやうな水が流れてゐる...
牧野信一 「妄想患者」
...そういっても名花名木に親しく接したあとのような爽やかな満足感にいっぱい包まれて...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...希代(きたい)の名木なれば「聞く度に珍らしければ郭公(ほととぎす)いつも初音(はつね)の心地(ここち)こそすれ」と申す古歌に本(もと)づき...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...文壇での通名木下杢太郎さんがこの本の装釘をして下すったと云うことわりがきがドイツ文で書き入れてあるが...
森鴎外 「訳本ファウストについて」
...『俚言集覧』には甲州の笹子(ささご)峠に矢立杉という名木あり...
柳田國男 「地名の研究」
...あるいは慈覚その人よりもなお古いかと思う名木で...
柳田国男 「雪国の春」
...そのときは小名木沢の下屋敷で...
山本周五郎 「菊千代抄」
...彼はすでに幾たびも小名木川で...
山本周五郎 「菊千代抄」
...ふとすると小名木川で遊んでいた子供たちの...
山本周五郎 「菊千代抄」
...山の中央にただ一本孤立したのが「争いの杉」という問題の名木...
山本笑月 「明治世相百話」
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