例文・使い方一覧でみる「名川」の意味

...私は『万葉集』の中でも「猪名川さくら」が好きだ... 私は『万葉集』の中でも「猪名川さくら」が好きだの読み方

...三百米ぐらいの山がのびて猪名川で終っている... 三百米ぐらいの山がのびて猪名川で終っているの読み方
石川欣一「可愛い山」

...猪名川では鼓ガ滝... 猪名川では鼓ガ滝の読み方
石川欣一「山を思う」

...尾名川をすぎて奥戸の部落を望むあたりへ来ると... 尾名川をすぎて奥戸の部落を望むあたりへ来るとの読み方
大鹿卓「渡良瀬川」

...国元の猪名川（いながわ）よりも武庫川（むこがわ）よりも小さいじゃないか... 国元の猪名川よりも武庫川よりも小さいじゃないかの読み方
太宰治「新釈諸国噺」

...「私などは国元の猪名川を幼少の頃より毎日のように馬で渡ってなれて居りますので...
太宰治「新釈諸国噺」

...一人は笛の名手で名川采女（ながわうねめ）... 一人は笛の名手で名川采女の読み方
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...大体の段取りは八犬伝に書かれた縁結びの通り、簾を距てて投げた三本の赤い紐を、六郷左京、名川采女、伊東甚三郎の三人が、引きさえすればそれで良かったのです...
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...いよいよ五月十五日の日も暮れて、上屋敷大広間の、かけ連ねた銀燭の中に、三人の美女、多与里、小浪、梅野は、それにめ合せる筈の三人の寵臣、六郷左京、名川采女、伊東甚三郎と相対しました...
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...名川采女、伊東甚三郎のところにはどんなことがあったかわかりませんが、六郷左京のところに案内されて来た花嫁――腰元の小浪は、不思議なことに親の石川玄蕃もその妻の某も姿を見せず、老女が花嫁を奥の一と間に納めると、親類縁者を誘うように、コソコソと帰ってしまいました... 名川采女、伊東甚三郎のところにはどんなことがあったかわかりませんが、六郷左京のところに案内されて来た花嫁――腰元の小浪は、不思議なことに親の石川玄蕃もその妻の某も姿を見せず、老女が花嫁を奥の一と間に納めると、親類縁者を誘うように、コソコソと帰ってしまいましたの読み方
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...八名川町と八五郎の御膝元なる向柳原一帶へかけて眞（まこと）に落葉を吹きまくる木枯の如く荒し廻るのでした... 八名川町と八五郎の御膝元なる向柳原一帶へかけて眞に落葉を吹きまくる木枯の如く荒し廻るのでしたの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...八名川（やながは）町の兩替屋萬屋伊三郎の店で... 八名川町の兩替屋萬屋伊三郎の店での読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...深川の八名川小学校てのへ行き... 深川の八名川小学校てのへ行きの読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...駱（らく）和名川原毛黒い髦（たてがみ）の白馬だというから... 駱和名川原毛黒い髦の白馬だというからの読み方
南方熊楠「十二支考」

...賀名川の鮎の「お止め場」も同じことであるし... 賀名川の鮎の「お止め場」も同じことであるしの読み方
山本周五郎「若き日の摂津守」

...賀名川で鮎漁がおこなわれた... 賀名川で鮎漁がおこなわれたの読み方
山本周五郎「若き日の摂津守」

...賀名川と安井川の合流点から少し下に当っており... 賀名川と安井川の合流点から少し下に当っておりの読み方
山本周五郎「若き日の摂津守」

...賀名川の鮎について説明した... 賀名川の鮎について説明したの読み方
山本周五郎「若き日の摂津守」

...左は八名川（やながわ）町... 左は八名川町の読み方
山本笑月「明治世相百話」

「名川」の読みかた

「名川」の書き方・書き順

いろんなフォントで「名川」