例文・使い方一覧でみる「名を汚す」の意味
スポンサーリンク...大偉人の門下たる名を汚すようのことあらば何の面目あって世に立たるべきか... 
伊藤左千夫 「師を失いたる吾々」
...なまなか自殺をして家名を汚すような事があっては申訳ない...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「青い風呂敷包み」
...一門の御名を汚すようなことがあってはなりませぬから...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...彼は何よりも家名を汚すことを恐れた...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...私の家名を汚すなどありえません...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...沸騰せる瀝青（チャン）もバイヤールの名を汚すものではない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...願念を主とすれば却って敵の為に捕虜になって永く臆病者の名を残し家の名を汚すでしょう...
中里介山 「法然行伝」
...仕損じたら土佐の名を汚すのぢやつたと龍馬が嬉しがつて居りました...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...――弟の勝造は家名を汚すから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そして君の名を汚すことになる...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...決して祖先の名を汚すようなことはさせん...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...縦令（たとひ）親父の名を汚す役に立ずと云はれても...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ただ「家名を汚すような過失をしたから」自分はこのまま他国するつもりである...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...――家名を汚すやつだ...
山本周五郎 「竹柏記」
...やがてお父上のお名を汚すようにもなりかねません」と...
山本周五郎 「日本婦道記」
...武士の名を汚すやつだ...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...不肖といえども指南番の名を汚す玄蕃めが...
吉川英治 「剣難女難」
...ふたたび亡父（ちち）の名を汚すようでは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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