...名だたる養蚕地だが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...高く蔭多くそだてたもうた多くの名だたる木のうち何の実もつけない糸杉(サイプレス)をのぞいてはどれも azad すなわち...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...名だたる高級住宅地の蘆屋の風致も...
谷崎潤一郎 「細雪」
...当代に名だたる洋学者の筆のすさびだろうとは思われますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...土佐の高知に岡田以蔵――ここらあたりは名だたる腕っこきだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...南仏の海岸に名だたる...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...欧羅巴(ヨーロッパ)に名だたる第四十六回目のニースの謝肉祭の幕はいま切って落されたのだ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...名だたる猛者(もさ)...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...父は羽後でも名だたる酒の醸造元で...
矢田津世子 「女心拾遺」
...さしもの武田勢も名だたる勇士悉く戰死...
吉川英治 「折々の記」
...名だたる者を要所要所にすえ...
吉川英治 「三国志」
...丁奉(ていほう)など名だたる猛者(もさ)のみ択(えら)ばれた...
吉川英治 「三国志」
...――名だたる熊野海賊とよばれる水軍と海上の耳目をその勢力下にもっている田辺...
吉川英治 「私本太平記」
...勘解由(かげゆ)様と――御当家にても名だたるお方達がみな...
吉川英治 「新書太閤記」
...名だたる徳川勢との初めての決戦なれば――と...
吉川英治 「新書太閤記」
...山寨(やま)には名だたる晁蓋(ちょうがい)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...名だたる腕利(てき)き...
吉川英治 「無宿人国記」
...南朝方へお味方した山浦常陸介(ひたちのすけ)というた名だたる勤王の名将じゃぞ...
吉川英治 「山浦清麿」
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