...彼らの同質化が問題になっている...
...同質化により、個性が失われてしまった...
...このグループは、同質化を避けている...
...社会の同質化が進むことで、多様性が失われる...
...同質化が進むと、新しいアイデアが生まれにくくなる...
...第四階級も決して全部同質なものでないと僕は信ずるのだ...
有島武郎 「片信」
...それから別に半径のわかっている水粒を同質の吸取紙に滲ませてその面積を雨の場合と比較すれば...
石原純 「雨粒」
...どっちも同質なんです」「同質の泥というと――貴下(あんた)さんは...
海野十三 「蠅男」
...紙片は二枚とも同質同形で...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...しかもそれを美と同質のものであるかのやうに欺瞞される...
高村光太郎 「美の影響力」
...時の各瞬間は同質のものであって...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...彼女と全く同質のその空虚は...
豊島与志雄 「文学以前」
...フランスはギリシャおよびイタリーと同質の民衆である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...従ってそれは同質的でなければならない...
中井正一 「スポーツの美的要素」
...予の浮腫も全く妻のと同質なりと推定したれば...
野中到 「寒中滞岳記」
...我々が常に遭遇する全ての実例が一様かつ同質であるときほどは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...一の同質的な全體に結び合はされる一定の範圍の個人は...
三木清 「歴史哲學」
...これら凡ての學科はその本質に於て同質的な認識であり得...
三木清 「歴史哲學」
...さもそうず同質本の競争劇甚は双方の大損であった昨年猛烈な競争で泥仕合をやった小供相手の全集とか文庫とかいったクダラヌ廉価本などは...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...それは結果の大きな部分でありこれと同質のものなのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人がそれらに対抗せしめうる同質の他のいかなる論拠にも負けはしない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...われわれの世界と同質のものより成れる幾多の世界...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あの少し――と同質なものが...
吉川英治 「随筆 新平家」
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