...そうすると之は一種の同職組合...
戸坂潤 「社会時評」
...また父と反対党とも目されていた戸塚助左衛門も同職となった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...ゆくりなく旧知同職にめぐり逢って...
中里介山 「大菩薩峠」
...僧形の同職はさあらぬ体(てい)にもてなして...
中里介山 「大菩薩峠」
...僧形の同職は心得て受け流すところが...
中里介山 「大菩薩峠」
...僧形の同職がグッと砕けて...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし、お辞儀をしてしまうには、若いのを出した方がいいかも知れねえ」道庵は興ざめ顔に、下に置かれた酒を取って飲みますと、僧形の同職が、「まあ、お聞き下さいまし...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうすると僧形の同職が...
中里介山 「大菩薩峠」
...川狩りが今日は休みでございます」僧形の同職がこう言ったものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...例の僧形の同職に送られて庭を歩く途中...
中里介山 「大菩薩峠」
...かりに同職として見ても...
中里介山 「大菩薩峠」
...我々同職の風上にも置けない奴なんだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...お先に――」彼はこのとき同職になっていた相手にそう云った...
本庄陸男 「石狩川」
...なアに聟(むこ)が手前と同職でござりまして...
柳田国男 「雪国の春」
...で、その秀忠を対象として、柳生家は柳生流の信条を以て――また小野家は小野忠明その人の信念を以て、これに教授していたこと勿論であり、異流同職、おのずから二家の教え方に、大きな相違があったことは否めない...
吉川英治 「剣の四君子」
...本所の同職の家へ廻り...
吉川英治 「醤油仏」
...部落の同職の人々へすら...
吉川英治 「平の将門」
...お頼り申してまいりました」「同職か」「ヘエ」「上(あ)がンねエ」「ありがとうぞんじます」「裏へ廻ると井戸がある...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索