...メンバー同格のパフォーマンスで舞台を盛り上げた...
...私はあなたと同格の地位に立っていると思います...
...彼女は私たちと同格の教育を受けている...
...日本と同格の国として認められた...
...世界と同格の競争力を持った企業を目指す...
...文章識見共に当代の雄を以て推される耆宿(きしゅく)と同格に扱われた...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...両中尉は戦死と同格の栄誉を担(にな)ったわけだった...
海野十三 「恐しき通夜」
...――言ふ迄もなく画は黒繻子の帯と同格の値段だつた...
薄田泣菫 「茶話」
...私は謡と仏蘭西語とを同格に取り扱うような氏の口吻(こうふん)をその時不思議に思ってこの一語を今も牢記している...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...夫人はもと桐生家と同格の大名(だいみょう)である池鯉鮒信濃守(ちりうしなののかみ)の息女である...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...文典の巻末にある作文や翻訳の例題と同格な応用数学的論文もなくはない...
寺田寅彦 「数学と語学」
...そうしてそれがだんだんに固定し現実化してしまって今ではもう一つの体験の記憶とほとんど同格になってしまっている...
寺田寅彦 「俳諧瑣談」
...さて以上のことは空間が色と――一般に又他の感覚内容と――同格の感覚内容ではないということを示している...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...赤と色一般とは同格の内容ではない――形と延長とは何れも表象し得るという点で同格である...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...然るに空間は同格ではなくして独立であることが示された...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...空間は色其の他と同格又は同列の地位にあって結び付いているのではない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...年配は神尾主膳と同格でしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...封建時代の孟宗藪を見て暮らすのと同格である...
夏目漱石 「三四郎」
...こっちも同格だから驚かない...
野村胡堂 「胡堂百話」
...働(はたらく)などと同格である...
牧野富太郎 「植物記」
...直参大名とは譜代と同格の意味であって...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...家賃も物価も安く周(まわ)りも同格者ばかりなので...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...今ではもう二人は同格だった...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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