...同役の同僚として、彼とは長年一緒に働いている...
...古い友人同士が再会し、今度は同役としてビジネスを始めることになった...
...彼女は同役の女優たちと共に演技を磨いている...
...そのプロジェクトの中で、彼らは同役として活躍することになった...
...競技大会で同役の選手たちと激戦を繰り広げている...
...今夜は同役のところへ碁を打ちに行っていることを話した...
徳田秋声 「足迹」
...私の父の同役の勤番の鈴木という内へ宵のうちに行って...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...のう御同役、遠いところへ隠してあるならば、なにも古金の耳を揃えなくても、今時(いまどき)通用する吹替物(ふきかえもの)でも苦しゅうはござらぬてな」「いかさま、三千両の数さえ不足がなければ、板金(はんきん)であろうと重金(じゅうきん)であろうと、そこは我々が上役へよしなに取計らう」同役二人が面を見合せるところへ、「もしお役人様、ただいま、あなた様方にお目にかかりたいと、一人のお武家(さむらい)がこれへお見えになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうでなければ御同役の鉢合せのようで更に手ごたえがありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...「御同役、人気者が出て参ったそうでござる、一見致そうではござらぬか」「いかさま」通行の者も歩みをとどめてながめる...
中里介山 「大菩薩峠」
...同役万田九郎兵衛(くろうべえ)の容易ならぬ非曲を発見し...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...「殿様の人気と申しましょうか、外向きの御噂はまことに宜しい方で、御所領の百姓は申すまでもなく、御朋輩、御同役、目付、重臣方にも申分のない評判でございます」「左様か」少し御世辞になりましたが、兵庫も悪い心持はしなかった様子です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...若い同役の有峰松次郎――杉之助の弟に難詰(なんきつ)されて返答に窮(きう)し...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...同役笹野新三郎の若さと人気を苦々しがっている堀江又五郎は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...父が同役であつたよ」「御親父樣は?」「二十年前人手にかゝつて相果てたといふことだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...同役を殺して口を塞いだ上...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「然し随分暑苦しいことだらうな、この真夏の晩と来たら――」「婦人連が汗を流して、お行儀好く、あの姿で――俺達武士(つわもの)にお酌をする光景を想ふと、これ御同役、一興ぢやなからうかね...
牧野信一 「夜の奇蹟」
...同心三十人は自分と同役岡との組から十五人宛(づゝ)出(だ)すことにした...
森鴎外 「大塩平八郎」
...私とは同役になるわけだし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...同役は今みんな喰えなくなっている...
吉川英治 「鬼」
...同役の千葉(ちば)ノ介(すけ)貞胤(さだたね)...
吉川英治 「私本太平記」
...あれは蕗(ふき)のとうだよ」「蕗のとう?」同役たちは餅を喰いながら――「この忙(せわ)しいのに...
吉川英治 「新書太閤記」
...遠い流刑地までの幾山河をたッた同役二人で送ってゆくことであるから...
吉川英治 「新・水滸伝」
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