例文・使い方一覧でみる「同家」の意味
スポンサーリンク...同家の欄間にはめあるガラスに... 
井上円了 「おばけの正体」
...同家の家人の心痛はひととおりでなく...
井上円了 「おばけの正体」
...夫婦して同家へ出かけ...
井上円了 「おばけの正体」
...同家の芋畑に遊びいたるを長右衛門ふと見ると...
井上円了 「おばけの正体」
...三月二十日、谷干城、同家家職某、津田仙、高橋秀臣の一行が午前五時に上野を発って富田駅に下車すると、駅前には関口忠太郎、村山半、蓼沼丈吉、津久居彦七等の地方有志や、山田友次郎、岩崎佐十、野口春蔵等を先頭とした被害民約三千人が出迎えていた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...同家では最近二女某（二二）さんに養子を迎えたが...
太宰治 「桜桃」
...妻は元同家の女中をしてゐた女だが...
中村地平 「悪夢」
...同家のルーベンス館で上演したかった...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...同家のルーベンス館に小舞台を設営し...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...言葉のちがうパリでの共同家族の生活で...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...此日平野亀三郎同家へ養子願済引移...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...同家のあった美濃の国可児（かに）郡の郡名をとり菅沼可児彦と名づけたのもある...
柳田国男 「故郷七十年」
...その素人を相手にして二時間近くの芸談を聴かせてもらって同家を辞した...
山本笑月 「明治世相百話」
...後に同家の家系の中から梅若九郎右衛門なぞいう名家を分派したところを見ると...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...見る見るうちに同家万代の基礎を築き初めましたので...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...同家固有の心理遺伝の内容（後段参照）と合致せるは唯「絞首」の一事あるのみ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...同家から信雄への質として...
吉川英治 「新書太閤記」
...ところが、尾州家では、それをまったく、つまらない雑幅（ざっぷく）と一束にして、蔵帳（くらちょう）の目録にも加えてなかったのを、帝大の滝清一博士が、明治末年、べつな調査目的で、同家の仆器を見に行ったとき、発見して「これは二天宮本武蔵ですから、もすこし丁重にしておかれたい」と、注意されたので、同家の者も、初めて武蔵との由緒を知り、にわかに貴重扱いにしだしたということであった...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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