...長年の努力が報われ、ついに吉報が届いた...
...彼の試合を見た瞬間、吉報が舞い込んできた...
...明日の会議で吉報を聞くことができるかもしれない...
...さっきニュースで吉報が報じられた...
...気分が良くなる吉報を聞いたら、つい友達に電話してしまった...
...「アア明智君、吉報だ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...何か吉報がもたらせるかも知れないから」と云った...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...近日退院乗船帰国の吉報を受け取ったのだった...
滝沢敬一 「ブイヨン・ドンゾール」
...「同志に告ぐる書」は、同志によって批難されるだろう場合ばかりに気を配っているようだが、同志の待遇を受ける光栄を有つだろう「世間」から喝采を博するだろうことに就いては、一向自信を持っていないらしく見える――併し世間の心ある識者達は、いずれも之に熱烈な喝采を送るのを惜んでいない、という吉報を、修道院のように静寂な獄内に坐している巨頭達の耳へ、早く入れてやりたいものである...
戸坂潤 「社会時評」
...何やら吉報らしいものを待っていることでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...昼夜ネクタイも取らずに吉報(きっぽう)を待って電話の傍(かたわ)らに立ちつくした...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...十一月二十五日〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(代筆 封書)〕今日は久し振りで吉報をもたらします...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...八方からかかって来る吉報に転手児舞(てんてこまい)をしなければならなかった...
夢野久作 「鉄鎚」
...吉報はすでに下屋敷へ飛んで...
吉川英治 「剣難女難」
...荀から吉報もなし...
吉川英治 「三国志」
...吉報を知らせておいた...
吉川英治 「三国志」
...まず序戦の吉報を...
吉川英治 「三国志」
...ご奏聞(そうもん)に入れられましょうか」「吉事(きちじ)ですか」「もとより宮方の吉報です」「ならば...
吉川英治 「私本太平記」
...はやくそちはそちの使命に向って吉報を持って来い」「では...
吉川英治 「私本太平記」
...吉報吉報...
吉川英治 「新・水滸伝」
...(御後室様! 吉報でござりまする! 赤穂の御浪人方一同が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...近いうちにおれが吉報を持ってゆくから――)と...
吉川英治 「親鸞」
...兄の唐草銀五郎が吉報をもたらしてくれるまで――と...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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