...毎日の吉凶禍福を前定す...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...長き年月の間に吉凶禍福の差し引きを立つれば...
井上円了 「おばけの正体」
...些々(ささ)たる吉凶禍福に心を奪わるるようでは...
井上円了 「おばけの正体」
...彼等はその吉凶禍福をもって一に懸って祖先の神意になるものとなしました(今なおそうである)...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...そこで吉凶禍福などを問うと...
田中貢太郎 「狐狗狸の話」
...吉凶禍福は物のうらおもて...
種田山頭火 「其中日記」
...そうして天下国家の事から失物(うせもの)判断縁談金談吉凶禍福に至るまでを易を立てて自ら楽んだり人に施したりして...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...そして人生の吉凶禍福という変化無限の不安定な現象の中に...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...吉凶禍福(きっきょうかふく)共にこもごも起り得べき...
「元日」
...なお月の輝くがごとし)太古の人は星を吉凶禍福の本と信じて甚(はなはだ)しく気にした...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...殘つた人々の吉凶禍福に及ぼす影響の觀點よりして死後の存在は考察される...
波多野精一 「時と永遠」
...吉凶禍福に応じて...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...彼は当時の仏教がこの世の吉凶禍福に心を迷わし...
三木清 「親鸞」
...「人間は人間界の吉凶禍福...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...次の年の吉凶禍福(きっきょうかふく)を...
柳田国男 「海上の道」
...その吉凶禍福を占ひ...
夢野久作 「白くれない」
...吉凶禍福の未来を問うに...
吉川英治 「三国志」
...それは人の世の治乱吉凶禍福の運行とも...
吉川英治 「新・水滸伝」
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