...東の方からドモン河という支流が合流する...
石川欣一 「比島投降記」
...そこからは利根(とね)渡良瀬(わたらせ)の二つの大きな河が合流するさまが手に取るように見える...
田山花袋 「田舎教師」
...水滴の合流するしかたの統計的方則に関しては現在の物理学はほとんど無能に近いと言っても過言ではない...
寺田寅彦 「日常身辺の物理的諸問題」
...かの伝統に合流することによって或いは又独立に...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...硫黄沢の合流する所に至って...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...二つの渓谷が、一本になるところでは、各々の渓谷から出た氷河が、一本に合流する...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...二つの渓谷が一本になるところでは、各々の渓谷から出た氷河が、一本に合流する...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...お互いに合流することがあるのよ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...第三十四章 運命はしばしば理性の道に合流すること(a)運命*は転変常なきものであるから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...火連塞河と太子河との合流する所に本渓湖の市街がある...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...織田の統制に合流するのもあつたりして...
吉川英治 「折々の記」
...もとより味方と味方とが合流すること...
吉川英治 「三国志」
...これへ合流する筈の金...
吉川英治 「三国志」
...宮方へ合流するため...
吉川英治 「私本太平記」
...信忠の軍に合流するよう命令した...
吉川英治 「新書太閤記」
...鎌倉の本軍と合流することになっている...
吉川英治 「源頼朝」
...瀬田の自軍と合流する考えであった...
吉川英治 「源頼朝」
...彼が飛行機をこちらに回せるようになり次第すぐにもそちらに合流するつもりだと応え...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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