...然るにこの兩者は末流に至つて時に相合流するのみで...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...東の方からドモン河という支流が合流する...
石川欣一 「比島投降記」
...迂曲し蛇行して栗橋の手前で大利根に合流する...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そこからは利根(とね)渡良瀬(わたらせ)の二つの大きな河が合流するさまが手に取るように見える...
田山花袋 「田舎教師」
...307 合流する川の靈...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かの伝統に合流することによって或いは又独立に...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...自分が一方の長として大手を振って合流することができる...
中里介山 「大菩薩峠」
...二つの渓谷が、一本になるところでは、各々の渓谷から出た氷河が、一本に合流する...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...たぶん教会で合流するのだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...第三十四章 運命はしばしば理性の道に合流すること(a)運命*は転変常なきものであるから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...下野の方から利根川に合流する鬼怒川と...
柳田国男 「故郷七十年」
...火連塞河と太子河との合流する所に本渓湖の市街がある...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...織田の統制に合流するのもあつたりして...
吉川英治 「折々の記」
...もとより味方と味方とが合流すること...
吉川英治 「三国志」
...これへ合流する筈の金...
吉川英治 「三国志」
...兵庫への途中で兄の正成と合流する約になっていた...
吉川英治 「私本太平記」
...瀬田の自軍と合流する考えであった...
吉川英治 「源頼朝」
...彼が飛行機をこちらに回せるようになり次第すぐにもそちらに合流するつもりだと応え...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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