...やり手は表向きでは正直で合法的な会社を表示していながら...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...アメリカで合法的な商売をやって成功した彼は...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...合法的な専有である...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...自分自身の精鋭に向かって合法的又非合法的な検閲を下さなければならなくなる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...でそう考えて見ると、所謂「世論」とは政治的支配と一致した、従って合法的な、世論であり(但しこの場合世論の例の変質から来る諸対立は見落されてはならないが)、世論ではないものとしての世論とは、政治的支配と一致しない、従って地下的な、被支配者の世論(?)となる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...合法的な上奏運動に限らず...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...法的な(即ち又合法的な)ものの到底及ばない程の...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...何かの非合法的な組織によって覘われているとするなら...
戸坂潤 「社会時評」
...旧くから合法的な言論統制機構を用意している...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...意識というものから直接生ずる合法的な結果は...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...組合員と少数の家族と松枝たち――合法的な傍聴券を持った六十人の人間が...
戸田豊子 「鋳物工場」
...その中に、合法的な、いろいろな方法が書かれてゐた...
林芙美子 「浮雲」
...非合法的なレストランや秘密のバア...
久生十蘭 「ハムレット」
...野兎の種の特徴としてあるまじきことを宣言し家犬えの非合法な脱獄が野兎からの合法的な脱獄だとしゃれこんだだが野兎は芸術を持っている!月日がたち殺されたゞけの真率な野兎は傷づけられたみづかきをいたわりあいながら昔の家え帰ってきた野兎は小さいいろりの傍で...
槇村浩 「野兎の歌」
...(c)合法的なゆき方は冷静な落ちついた控え目なゆき方である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼らを統制する合法的な秩序の力なのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...いつも合法的な計数にもとづき...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分はこの主君がこの国の合法的な最高権を持つことを主張するためにやって来た...
和辻哲郎 「鎖国」
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