...それ以外の民族は各別に軍隊を編制すべきである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...ソレラ三尊ノ写真ガ各別々ニ載ッテイル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...二つの民族はやはり各別の世界をなし各別の歴史を有っていた...
津田左右吉 「東洋文化、東洋思想、東洋史」
...各別(かくべつ)に名前を書いてあった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...各別に批評を加へんことは...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...權限を有する司法官憲が發する各別の令状により...
日本国 「日本國憲法」
...二つの客體乃至客體群が各別々の實在的中心の表現たる意義を擔ひつつ相聯關する場合には...
波多野精一 「時と永遠」
...各別にその詩想を会得して...
二葉亭四迷 「余が翻訳の標準」
...この訂正を各別に述べれば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...チュクチー人は人体諸部各別にその魂ありとす(一八七二年板ワイツおよびゲルラント『未開民史』巻六...
南方熊楠 「十二支考」
...英仏その他で政党や軍士が古く形色各別のコッケイドを佩(お)びた事...
南方熊楠 「十二支考」
...各別に收め置くを必要としたに因る...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...種々の用途に隨つて各別の名號が使はれたといふ事の例示迄に...
南方熊楠 「再び毘沙門に就て」
...各各別別な形と光と憤怒とに揉みあげられ...
室生犀星 「香爐を盗む」
...扇形の皿には各別種の(さかな)を盛つてあつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...廏(うまや)と便所と物置とが各別棟で...
柳田国男 「雪国の春」
...人体各別の細胞の中で寿命の長いものと短かいものとの平均を取って...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...吾々はこれらを各別に検討するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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