...「雲雀(ひばり)より上に」の俳句なんぞを考えて来る人は吃驚(びっくり)して了う...
石川欣一 「可愛い山」
...まったく彼は卒直に吃驚して...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...そこに吃驚(びっくり)するほどの見窄(みすぼ)らしい門があった...
海野十三 「地獄街道」
...一時は吃驚(びっくり)して...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...この人の頭のよさにはホトホト吃驚(びっくり)しちまいましたよ...
大阪圭吉 「あやつり裁判」
...男は慌てて吃り吃り...
西尾正 「陳情書」
...セエラはちょっと吃驚(びっくり)しました...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...吃驚(びつくり)した表情で...
林芙美子 「浮雲」
...重ねがさねのご無礼――まことに」彼は吃(ども)った...
本庄陸男 「石狩川」
...アッと吃驚(びっくり)した...
正岡容 「小説 圓朝」
...頓て其通りの成行きに吃驚して判官大にメを尊敬し即座に其母を放還した...
南方熊楠 「人柱の話」
...家のお代さんが先刻(さっき)少しゴタゴタしたので泣いて騒いだところがどういう機(はず)みか吃逆(しゃっくり)を始めて急に止まらない...
村井弦斎 「食道楽」
...吃驚して逃げようとするのを...
山本周五郎 「其角と山賊と殿様」
...「あのときのあれが」と彼は吃り...
山本周五郎 「さぶ」
...吃りながら云った...
山本周五郎 「さぶ」
...流石(さすが)に吃驚(びっくり)したらしい...
夢野久作 「巡査辞職」
...何を問うても吃(ども)っていっこう学識らしい話も場所柄に応じた答えもできないでいる容子をながめ...
吉川英治 「三国志」
...」その場にい合わせた者は皆吃驚(びっくり)した...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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