...吃驚(びっくり)した...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...それを反射光線を使い顕微鏡で拡大すれば吃度(きっと)足跡が出るに違いない...
海野十三 「階段」
...五 婦人問題は吃緊にして重要なる大問題なり人類は本来男女同数なるべく...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...鴻池の主人は吃驚(びつくり)して皿を取り上げて見た...
薄田泣菫 「茶話」
...」正則は吃驚(びつくり)したやうに獣のやうな眼を一杯に(みひら)いた...
薄田泣菫 「茶話」
...わたしは吃り吃り切りだした...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...吃(ども)り且ついらって...
中里介山 「大菩薩峠」
...吃水(きっすい)の浅い船はぐらつく...
中島敦 「光と風と夢」
...こンな事でもしなくちや食べてゆけないンですわ」男は吃驚したやうに顔を挙げて...
林芙美子 「下町」
...吃驚するやうな声で呶鳴つた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...空二は吃驚して手を引込めた...
原民喜 「雲雀病院」
...吃驚(びっくり)して運転手台にのぼって...
平林初之輔 「鉄の規律」
...吃驚りして寝台から飛び降りた...
牧野信一 「競馬の日」
...「有りがたう!」と樽野は吃驚りして...
牧野信一 「円卓子での話」
...男は吃驚(びっくり)して冷たくなって...
室生犀星 「香爐を盗む」
...部落の人間はみな木戸の者を憎んでいますからね」「どうして」「どうしてですって」岡村は吃(ども)り...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...おれは自分でも吃驚(びっくり)したんだが...
山本周五郎 「陽気な客」
...伯父はひどく吃驚(びっくり)したらしい...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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