...今更ながら吃驚した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...唯吃驚(びつくり)したのだ...
石川啄木 「病院の窓」
...吃驚(びっくり)した...
泉鏡花 「薄紅梅」
...「吃驚(びっくり)させちゃ...
海野十三 「空襲葬送曲」
...そこに吃驚(びっくり)するほどの見窄(みすぼ)らしい門があった...
海野十三 「地獄街道」
...八時過ぎてるわ」と吃驚(びっくり)したように飛び起き...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「梟の眼」
...ときどき吃逆(しゃっくり)がまじって...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「麻酔剤」
...すると母がその後(あと)へ「病気を大事になさい」と書いたので吃驚(びっくり)した...
夏目漱石 「行人」
...「あなたはその後清子(きよこ)さんにお会いになって」「いいえ」津田の少し吃驚(びっくり)したのは...
夏目漱石 「明暗」
...滿載吃水線の白い記號が水面から一メートル半も上の方に浮き上つてゐた...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...大金と一緒に来たんだってね」「吃驚(びっくり)しましたわ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そんなに吃驚(びっくり)なさらなくともいいワ...
野村胡堂 「焔の中に歌う」
...吃驚(びっくり)して乙名(おつな)の宅へ馳付(はせつ)け...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...私には……親より……大切な者があります……」ト吃(どもり)ながら言ッて文三は差俯向(さしうつむ)いてしまう...
二葉亭四迷 「浮雲」
...相手の者が吃驚りして私の顔を薄気味悪さうに眺めるので...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...「いつかのやつですぜ」と竹造が吃(ども)りながら云った...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「初めてじゃありませんよ」と竹造は吃りながら囁いた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...おれは自分でも吃驚(びっくり)したんだが...
山本周五郎 「陽気な客」
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