...人は吃驚すると惡口を吐きたがるものと見える...
石川啄木 「歌のいろ/\」
...誰だって吃驚しますよ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...其の發明にかゝれる吃音嬌正法也...
大町桂月 「小石川臺」
...額に八千代の唇が触つたやうな気持がして楯彦氏は吃驚(びつくり)して目を覚ました...
薄田泣菫 「茶話」
...土地(ところ)の漁師を吃驚(びつくり)させてしまつた...
薄田泣菫 「茶話」
...イスカーキ!」途端に戸口に現れたイスカーキが吃驚(びっくり)して姿を消したかと思うと...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...ミカン箱の本箱を見て吃驚し...
萩原朔太郎 「所得人 室生犀星」
...千穂子は吃驚して...
林芙美子 「河沙魚」
...「私はもうおばあさんですよ……」安並は吃驚したやうにふりかへつたが...
林芙美子 「婚期」
...あなたにはこの話を聞いてあたしがどんなに吃驚したか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...雪江さんは吃驚(びっくり)して...
二葉亭四迷 「平凡」
...それから吃驚(びっくり)したように...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...右手を前へ出しながら吃った...
山本周五郎 「さぶ」
...栄ちゃん」「だからよ」と栄二は吃(ども)った...
山本周五郎 「さぶ」
...そして吃りながら云った...
山本周五郎 「半之助祝言」
...吃驚させられる事ばかりで...
夢野久作 「恐ろしい東京」
...少なからず吃驚(びっくり)した様子です...
吉川英治 「江戸三国志」
...気絶するほど吃驚(びっくり)した...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索