...紅葉を司る神なりとするは...
高木敏雄 「比較神話学」
...紅葉を司る神とするに至りしなり...
高木敏雄 「比較神話学」
...只地上にありて農業禾稼を司る神女...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...*エーレーチュイア――誕生を司るもの――光明の中に一人(ひとり)を今日擧げん...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アルゴスを司る事不可ならず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...それは一方死者であるとともに他方生を司る力乃至生の主體であり...
波多野精一 「時と永遠」
...人間生活の表れである喜びや悲しみの感情を司るあの大脳の意識作用は最早介在していなかった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...御城内のお廐一切のことを司る役なんでございます...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...実はその二人はシヴアとパンチヤーナナといふ「破壊」を司る恐ろしい神なのである...
牧野信一 「嘆きの孔雀」
...これ天の(は(わざわい)なり)および五残(残殺の気なり)を司る〉...
南方熊楠 「十二支考」
...その時博士の諸友これを発狂の所作として申告した内に癲狂院(てんきょういん)を司るシムモンス博士あり...
南方熊楠 「十二支考」
...山を司ると(『郷土研究』二の一...
南方熊楠 「十二支考」
...鶏能(よ)く晨を司る事経伝に見(あら)われて以て至論と為す...
南方熊楠 「十二支考」
...僧いう晨を司る鶏は必ず童を以てす...
南方熊楠 「十二支考」
...早稻田文學などはこれを司るものか...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...決して貴人に危害を加えるためではありません」房の内外を司る管家婆(かんかば)という役目の老女が...
吉川英治 「三国志」
...そう言われた自分の顔を両手で掩(おお)って――「面目ない! わしは恥かしい!法縄(ほうじょう)を司る公人として三十年...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...最初からの彼の愛護者メンドーサと会計を司るルイース・デ・サントアンヂェルであった...
和辻哲郎 「鎖国」
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