...六と二の間にある渦巻は右巻き...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...又蔓草の右巻きと左巻きとの区別(Kant, Metaphysische Anfangsgrnde der Naturwissenschaften. Phoronomie)はカントが指摘したように概念によっては与え得られない処の直観の事実である...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...蔓は右巻きの褐色藤本で...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...藤蔓(ふじづる)というものがみんな右巻きだということまで...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...みんな右巻きになっているの...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...尻尾を右巻きにして熊笹の藪に突き進んで行った...
矢田津世子 「凍雲」
...また右巻き左巻きとで...
吉野秀雄 「秋艸道人の書について」
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